得パス(とくパス)は、西鉄バス北九州が発売し、福岡県北九州市と近郊を走る西鉄バスの一般路線で利用できる定額式乗り放題定期券。西鉄バスにおいては、福岡都市圏での乗り放題定期券として、学生・生徒・児童を対象とする「エコルカード」と、日中の一定時間帯のみ乗り放題となる「ひるパス」が発売されていた。「得パス」は西鉄バス北九州が2005年6月1日に発売を開始した乗り放題定期券で、以下のような特徴がある。なお「グランドパス65」の発売対象者の場合、「グランドパス65」は「得パス」より価格が安いうえ、西鉄バスグループ全線が乗り放題となり、一部高速路線の支払い運賃が半額となる。対象となるエリアは北九州市全域、中間市、遠賀郡芦屋町(芦屋急行線のうち八幡営業所運行分)、京都郡苅田町、行橋市、北九州空港(一般路線のみ)及び直方市のイオンモール直方バス停(香月営業所運行の路線のみ)である。西鉄バス筑豊が田川支社運行35番系統を短縮するまでは、京都郡みやこ町の一部もエリアとなっていた。また、2008年度までは、遠賀郡水巻町もまたエリア内であった。境界は以下の通り。境界を跨いで乗車する場合、エリア外の区間の運賃はSFで乗り越し精算される。また、空港連絡を含む高速バス、特急バスなどでは一切利用できない。2009年7月13日に北九州地区へのnimoca導入が完了し、順次磁気券からnimocaに切り替えられた。また2010年1月1日からは、顔写真の提示が不要になり、購入時も顔写真の持参が不要となった。西鉄バス筑豊の路線でも、北九州社指定区間内のみの利用であれば使えるため、利用法は大きく分かれる。西鉄バス筑豊が運行する前述の境界停留所を示した表記載路線については、旧来の定期券と同じ使い方をしていた。西鉄では、FeliCa方式の交通カードでは初めて、多区間に対応したバス定期券を導入したことにより、nimoca化後は特別な方法で乗り越しも可能となった。小児割引や学生割引はないが、障害者割引は上記価格の半額となる。nimoca移行後は、これに加えてnimocaカードを新規に取得する場合デポジットとして別途500円かかる。既にnimocaカードを持っている場合は追加料金不要で登載させることができる。
出典:wikipedia
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