しらゆきは、東日本旅客鉄道(JR東日本)およびえちごトキめき鉄道が新井駅・上越妙高駅 - 新潟駅間を、妙高はねうまライン・信越本線経由で運行している特急列車である。特急「しらゆき」は、2015年(平成27年)3月14日の北陸新幹線・長野駅 - 金沢駅間延伸開業に合わせ、上越妙高駅での新幹線(主に富山・金沢方面)との接続列車として、同日から1日5往復体制で運行が開始された。新潟県上越地方から柏崎市や長岡市などを経由して新潟市とを結ぶ列車で、このうち3往復が上越妙高駅発着で、2往復が妙高市新井地区方面の利便性確保のため新井駅発着で運行されている。同新幹線の開業前日まで、上越地方と新潟駅との間には、特急「北越」が金沢駅 - 新潟駅間で1日5往復、快速「くびき野」が新井駅 - 新潟駅間で1日3往復運行されており、それらの運行体制を継承した形となっている。「しらゆき」の名称は日本国有鉄道時代に日本海縦貫線急行として、JR化後に秋田駅 - 青森駅間を結んでいた快速の名称として過去に使用されていたことがある。新井駅 - 新潟駅間2往復(下り1・3号/上り2・10号)、上越妙高駅 - 新潟駅間3往復(下り5 - 9号/上り4 - 8号)の計5往復が運行されている。。新井駅 - 上越妙高駅 - 高田駅 - (春日山駅) - 直江津駅 - 柿崎駅 - 柏崎駅 - 長岡駅 - 見附駅 - 東三条駅 - 加茂駅 - 新津駅 - 新潟駅新潟駅 - 上越妙高駅間 上り 1時間58分 - 2時間04分 下り 1時間57分 - 2時間新潟駅 - 新井駅間 上り 2時間07分 - 2時間09分 下り 2時間05分 - 2時間08分新潟車両センター所属のE653系電車(1100番台)4両編成4本が運用にあたっている。このE653系1100番台はもともと勝田車両センター所属で、「フレッシュひたち」として常磐線特急の一翼を担っていたE653系0番台の付属編成(4両編成)である。2011年(平成23年)3月上旬の時点では、翌2012年(平成24年)3月のダイヤ改正時からいわき駅 - 仙台駅間に新設される特急列車として運用される予定であったが、3月11日に発生した東日本大震災では同区間の一部が壊滅的な被害を受けたほか、福島県内の双葉郡広野町から南相馬市にかけての区間が東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う警戒区域に含まれ長期不通となったことから、計画は事実上中止となった。そのため付属編成は長らく余剰となっていたが、新潟への転籍および「しらゆき」への充当が決定し、2015年に郡山総合車両センターで耐寒耐雪構造の強化などの改造を受け、1100番台に改番されたものである。カラーリングは列車愛称の「しらゆき」に合わせたアイボリーホワイトをベースに、車両下部は沿線の特徴である日本海と空の青さを表す紫紺とのツートーンとし、白と紫紺の間には、日本海に沈む夕陽の海面への映り込みを表す朱色のラインが配されている。連結両数は4両のまま変更はなく、また座席についても、同様にE653系0番台から改造された「いなほ」用の1000番台とは異なりグリーン車へ改造された車両はなく、すべて普通車のままとなっている。信越本線を走行する快速「おはよう信越・らくらくトレイン信越」にも当編成が使用される。乗務員(運転士・車掌)は新潟駅~直江津駅間はJR東日本、直江津駅~新井駅間はえちごトキめき鉄道が担当し、直江津駅にて乗務員交代が行われる。車内販売は5往復とも実施されていない。
出典:wikipedia
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