オーシャントランス株式会社は、日本の海運会社である。本社を東京都中央区に、本店を福岡県北九州市門司区におき、貨客フェリーを運航する「フェリー事業部」、在来船・RO-RO船を運航する「内航事業部」のほか、新規事業として「外航事業部」を設けている。2008年にオーシャン東九フェリー株式会社(オーシャンとうきゅうフェリー)と王子海運株式会社(おうじかいうん)が対等合併して発足した。なお、フェリー事業部では「オーシャン東九フェリー」の呼称をサービス名(ブランド)として継続使用している。※【フ】:現在のフェリー事業部、【内】:現在の内航事業部に関する内容。前述のとおり、フェリー事業部のサービス名として「オーシャン東九フェリー」を商標登録しており、名称を引き続き使用している。かつてはシンプルフェリー・カジュアルフェリーが交互に発着する運航スケジュールだったが、現在オーシャン東九フェリーは就航船の入替えを行っており、シンプルフェリーが3隻、カジュアルフェリーが1隻という変則的な船舶保有状況のため、原則としてカジュアルフェリーが3日に1回、その他の日はシンプルフェリーが就航している。(休航等でスケジュールが変わることがある)合併前のオーシャン東九フェリーは、登記上の本店が福岡県北九州市門司区新門司北1-12にあったことから、船籍港は北九州港となっている。2016年導入の新造船については徳島港となる。また、航行区域は全て「沿海」である。「カジュアルフェリー」は、全客室が2等寝台、レストランを廃止し飲食は自販機のみとした合理化船である。2015年には2016年8月までに佐伯重工業にて4隻のフェリー新造予定が公表され、2等寝台の他個室数を増やしつつ自動販売機のみによる供食とした形とした「シンプルフェリー」として2種の船型を統一することとなった。現在就航中の船舶合併後に内航事業部となった王子海運は、1977年1月に神崎製紙富岡工場の海上物流を担う神崎運輸として設立し、神崎製紙と王子製紙が合併後の1999年に王子海運になった。自社船2隻と用船などを合わせ12隻で紙輸送や原材料(チップなど)の輸送を行なっている。2009年に資本参加した東海商船の木材チップ専用船を2011年4月より定期用船し、外航事業を開始した。オーシャントランスでは、主たる事業である内航事業の需要が減少することを見込み、今後は外航事業を拡大するとしている。東海商船の船舶を用船している。
出典:wikipedia
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