大平村(たいへいむら)は、福岡県の東部に位置し、築上郡に属していた村である。隣接する新吉富村と2005年(平成17年)10月11日に合併し、「上毛町(こうげまち)」となった。山国川をはさんで北東に接する、大分県中津市の経済圏、生活圏に属する。中津市との関係は深く、歴史や文化も共有しているため、市外局番 (0979) 、郵便番号 (871-XXXX) も、中津市と同一である。また、北九州都市圏にも属するため、北九州市とも深い関係がある。山国川をはさんで中津市に隣接していることから、豊前市よりも中津市との結びつきが強く、県境を越えて中津市内の高校を受験する中学生も多い。そのため、福岡県が示した豊前市との合併を拒否し、将来的に中津市との越境合併を目指したうえで、当初は吉富町、新吉富村と、3町村で合併協議をスタートさせた。しかし、第3セクターの温泉施設「大平樂」での備品をめぐる偽装入札事件や、大平村の公務員に甘い条例改正、新庁舎の位置を巡る吉富町と、新吉富村・大平村の対立で、協議が難航し、3町村での合併協議会は2004年11月12日に解散した。その後、財政的に苦しい新吉富村、大平村は、「大平樂」の問題を切り離した上で、2村で合併協議を行った結果、2005年10月11日に「上毛町」が発足することになった。村内には、依然として豊前市との合併には賛成よりも反対が多いと見られ、中津市との合併を望む声が強い。
出典:wikipedia
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