白川 由美(しらかわ ゆみ、1936年〈昭和11年〉10月21日 - 2016年〈平成28年〉6月14日)は、日本の女優。本名、二谷 安基子(にたに あきこ)。旧姓、山崎(やまさき)。学生時代の愛称は安基子嬢。東京市品川区出身。セブンス・アヴェニュー所属。頌栄女子学院中学校・高等学校卒業。夫は俳優の二谷英明、長女は元女優で、トライグループ代表取締役社長の二谷友里恵。頌栄女子学院高等学校の卒業間際に森永製菓のキャンペーンガール「森永スイート・ガール」に応募して採用され、1956年(昭和31年)スカウトにより東宝に入社。清楚で整った顔立ちから「日本のグレース・ケリー」のキャッチフレーズで、同年の三船敏郎主演の映画『ならず者』で映画デビュー。その後も『サザエさん』シリーズ、『サラリーマン出世太閤記』シリーズや特撮ものなど幅広い作品に出演。清楚さ・知的な美貌を生かした役柄を多く演じ、人気を博した。1961年(昭和36年)には小津安二郎監督が東宝で撮った映画『小早川家の秋』にも出演している。1956年(昭和31年)『空の大怪獣ラドン』のヒロインをはじめとして特撮映画にも多数出演。一方で、1957年(昭和32年)には『大番』で初舞台を踏んだ。1964年(昭和39年)、ラジオのディスクジョッキーを務めた際に日活のスターだった二谷英明と意気投合し、結婚。映画会社の垣根を越えての結婚は話題を呼んだ。同年に長女・友里恵を出産。家庭を持ったのを機に活動の場をテレビドラマへ移行し、1965年(昭和40年)の日本テレビ系『奥様はトップレディ』でテレビドラマ初出演。1980年代後半から『家族ゲーム』を筆頭に母親役を演じ、若年層からも広く支持され、「母親にしたい女性タレント」の上位ランクインの常連となった。1983年(昭和58年)の『家族ゲーム』などでの共演により、長渕剛とは深い親交があり、1985年(昭和60年)には長渕作曲のシングル「おあいそして」で歌手デビューも果たしている。また、1988年(昭和63年)から1989年(平成元年)にかけて放送された『純ちゃんの応援歌』で親子役として共演した笑福亭鶴瓶とも親しく、2009年(平成21年)3月30日・4月6日に放送された『鶴瓶の家族に乾杯』では、21年ぶりに鶴瓶と共にドラマのロケ地であった和歌山県日高川町を訪れている。同事務所に所属した松嶋菜々子とは互いに「親友」と呼び合う間柄で、共演作品も多かった。2004年、就寝中にベッドから転倒して軽傷を負った際には、高齢であったこともあり関係者から復帰が危惧されたが、短期間で無事に復帰した。夫の二谷英明とは仲むつまじい夫婦生活から「おしどり夫婦」として知られ、1988年(昭和63年)から1993年(平成5年)にかけてJR「フルムーン夫婦グリーンパス」のCMに2人で出演した。2012年(平成24年)に夫・英明が死去した後は仕事量を徐々に抑えて、主だった作品では2014年(平成26年)のフジテレビ系『ブラック・プレジデント』が最後の出演となった。東京・目黒区の自宅から同・港区の友里恵宅に転居し生活していたが、2016年(平成28年)6月14日に浴室内で倒れて心肺停止の状態で病院に搬送され、心不全で急逝した。。葬儀は友里恵が喪主を務め、同年6月18日に東京・祥雲寺にて営まれた。葬儀には、通夜に秋元康、伊藤歩、井上真央、音無美紀子、菅野美穂、見城徹、志穂美悦子、津川雅彦、藤澤恵麻、松嶋菜々子、村井国夫、薬丸裕英。告別式に、王貞治、司葉子、石田純一、長渕剛、東尾修、山本浩二が参列した。NHK日本テレビTBSフジテレビテレビ朝日WOWOW
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