密室ノイローゼ(みっしつノイローゼ)は、日本のインディーズレコードレーベル。株式会社3.14傘下。元々はヴィジュアル系バンドcali≠gariがインディーズで活動する際、自身の音楽作品やグッズを販売する為に、同バンドのリーダーである桜井青が設立したインディーズレーベル。90年代のヴィジュアル系シーンにおいて、当時の流行の中心であったLUNA SEAや黒夢等に影響されたバンドが多かった中で、cali≠gariは衣装に白衣を着用し、全身に包帯を巻き、白塗りメイクをした上でウェディングドレスにヘッドギアを着用するなど異色な存在であったが、これについて桜井は「当時のヴィジュアルシーンが嫌いだったわけじゃなく、そこに入れてもらえなかったんです」と述べている。設立後、cali≠gariの人気と共に密室ノイローゼへの加入を希望するバンドが出てきたが、当時の桜井の好みに合うバンドがいなかったため現在でも桜井主催のバンド及びどろろ以外は加入していない。インディーズ活動期のみcali≠gariやムックを始めとした密室ノイローゼに所属するバンドや、関係の深いバンドは密室系という一ジャンルとして総称・カテゴライズされることが多かった。ただしこれは密室ノイローゼ側が提案した訳ではなく、これは当時のヴィジュアル系専門誌上でのファンの投書欄において、同じcali≠gari・ムックファンを探すため「密室系」と書き文通相手募集したのが始まりであり、現在もcali≠gari側自身及びレコード会社や雑誌媒体などでも密室系と紹介している。また、当時主催していたイベント東京地下室にて出演していたグルグル映畫館や犬神サーカス団などは地下室系と称することもあった。なお、2009年に桜井は「『密室系』は自己申告制で良いんじゃないですか?」とインターネットラジオで発言をしている。特徴は、80年代インディーズシーンやナゴムレコード、戸川純等に影響を受けたステージング(その為ネオナゴムと呼ばれることもある)、奇抜な衣装や白塗り、はみ出した濃い口紅や目の周辺を黒く塗る等、恐怖感を煽る様な個性的なメイクアップや外見、電波系を彷彿させるアクの強いイメージ、その外見とは裏腹に歌謡曲じみたポップな曲調や文学的な歌詞などが挙げられる。cali≠gariが主催していた自主企画ライブであり密室ノイローゼを代表するイベントライブ。開催当初はバンドROSES PF DEAD ESSENCESギタリスト鈴蘭(れいらん)と共に合同で開催するも、第10回目にて当時使用していたライブハウスが取り壊されるので一旦終了し、その後も12回まで行われるもまた終了し、2008年10月13日の第13回にて再度復活。2009年のcali≠gariが再活動した際にはメインステージにムック、Plastic Treeを迎えZepp Tokyoにて開催。なお第1回目の地下室では現在でも縁のあるドラァグ・クイーンのオナン=スペルマーメイドも出演。なお回数の表示は地下室ということで「地下○○階」と表記される。密室ノイローゼ主催イベントの一つで東京地下室10回目終了後に開催。東京地下室開催前に行っていた自主企画。2008年より開催、主に桜井がソロで出演することが多い。
出典:wikipedia
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