『怪談レストラン』(かいだんレストラン)は、日本の児童文学のシリーズ。ホラーを題材とするオムニバス。本項では同名のテレビアニメ及び実写映画、ゲームソフトについても記述する。童心社刊。怪談レストラン編集委員会編、松谷みよ子責任編集。たかいよしかず、かとうくみこ絵。第1巻は1996年刊行の『幽霊屋敷レストラン』で2007年刊行の『真夜中の学校レストラン』でシリーズ50巻に達した。2009年9月の報道によれば、シリーズ累計販売部数は700万部以上。童心社のサイトでは、「800万部のベストセラー」と紹介されている。各レストランに登場するお化けたち。キャストはテレビアニメ版の声優 / 実写映画版の俳優によるもの。児童文学を原作とするテレビアニメ。東映アニメーション制作。2009年10月13日から2010年6月8日までテレビ朝日系列で放送された。全23回。ハイビジョン制作。特番による放送休止が多かったため、放送期間の割に放送話数が少ない。東映アニメーション作品としては2006年9月にフジテレビ系列で放送中の『ONE PIECE』がゴールデンタイムから移動して以来3年ぶりとなるゴールデンタイムでのレギュラー番組となった。また、テレビ朝日と東映アニメーション共同制作のアニメ番組での全国ネットとしては、(全時間帯を通じて)2004年9月にゴールデンタイムから移動し、かつローカルセールス枠での一部地域ネットに降格した『ボボボーボ・ボーボボ』以来5年ぶりとなる。テレビ朝日の火曜日19時台後半枠に東映制作アニメが組まれるのは『夢戦士ウイングマン』以来24年7ヶ月ぶりとなった。放送時間(日本時間)は火曜日の19時30分 - 19時54分(JST)。テレビ朝日と東映アニメーションの制作による実質上の前番組はローカルセールスだった『ねぎぼうずのあさたろう』である。オープニングテーマは一切無く、オープニングでお化けギャルソンとレストランの従業員が『今日のメニュー(放送内容)』を紹介するという体裁となっていた。放送後、テレビ朝日・北海道テレビ・岩手朝日テレビでは、『「スティッチ!」と「怪談レストラン」』(19時54分 - 20時00分)を放送していた。「怪談レストラン」側では、当初本編より長めの次回予告を放送していたが、その後本編中、お化けギャルソンがどこにいたかをチェックするコーナーに変更された。また、『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』放送開始後は、コーナーの最後にお化けギャルソンによるジャンクションが追加された。なお、大半の系列局ではローカルニュースや天気予報、自社製作のミニ番組等を放送している。このため、30秒スポットCMで次回予告を放送している地域もあった。第7話放送後から、電話でお化けギャルソンが怪談を話す「おみやげ」を開始した。2010年7月23日よりテレビアニメ版のDVDがバンダイビジュアルから発売された。2010年4月13日放送分からは『「スティッチ!」と「怪談レストラン」』は廃止され、代わって『この後「みんなの家庭の医学」』が開始したが、これも同番組の制作局の朝日放送を含む大半の系列局ではローカルニュースや天気予報、自社製作のミニ番組等に差し替えられている。2010年5月11日放送分から番組終了時に、おばけギャルソンによる『みんなの家庭の医学』へのジャンクションが復活した。2010年8月には実写版映画が上映された。東京郊外の山桜市にある小学校に通う大空アコ(愛称・アンコ)は、冒険小説家が夢の小学6年生。そんなアコのクラスに、謎の美少年・甲本ショウが転校して来る。帰国子女の彼は、世界中の怖い話を集めている。そのショウが街はずれの廃墟、通称「怪談レストラン」へ行くことを誘う。そこからアコの周りで奇妙な出来事が起き始める。『デザート』では、以上の3人のうちの1人が語り手となって進行する。他、小説や昔話の話では、彼らやその周辺の人物と瓜二つで声も同じの人物が主な登場人物となる。アコ同様、怪事件に巻き込まれることが多い。いずれも最終話にて初登場した。祖母は劇場版にのみ登場した。毎回「前菜」「メインディッシュ」「デザート」の内の2、3本立てとなっており、「前菜」「メインディッシュ」ではアコたちが体験した奇妙な体験や話、「デザート」ではアコ、ショウ、レイコのいずれか一人の語りで百物語形式で進行、最後にロウソクを1本消して終了する。EDは、初期はレストラン内で妖怪またはお化けたちがディスコパーティーをしている中、派手に踊っていたお化けギャルソン(闇のギャルソン)が何かに呑み込まれて何処かの砂浜に漂着、麦藁帽子を追いかけてきたアコがギャルソンに微笑む、といった演出となっている。13話 - 15話では『怪談レストランシリーズ』の話がエンディングテーマと一緒に流れる形となり、スタッフエンドロールが終わると同時に、その話の最後の怖い話の絵が表示されて終わる。また、16話からはEDが放送されず、本編中にEDクレジットが表示されている。本編のDVDは2010年7月23日~同年9月24日にかけて発売。全3巻で1・2巻は8話、最終巻のみ7話収録。2010年8月21日に『劇場版 怪談レストラン』("THRILLER RESTAURANT")が公開。実写パートの本編「怪談レストランができたわけ」と短編アニメ「死神メール」の2話構成。アニメと実写とCGを組み合わせた作りでテレビシリーズの世界観を再現し、アコ、ショウ、レイコがアニメで、お化け達がCGで登場する他、映画オリジナルキャラクターとして映画初主演の工藤綾乃演じる「自称怪奇探偵」天野ハルが登場する。監督はテレビドラマ『世にも奇妙な物語』シリーズの歴代最多演出を手がけた落合正幸、脚本はテレビシリーズでシリーズ構成を担当している米村正二が担当。キャッチコピーは「当店自慢のスペシャルメニューを、存分にご賞味くださいませ。」。ぴあ初日満足度ランキング(ぴあ映画生活調べ)では満足度89.2で第3位と好評価となった。
出典:wikipedia
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