社会医療法人社団順江会 江東病院(いりょうほうじんしゃだんじゅんこうかい こうとうびょういん)は、東京都江東区大島にある医療機関。医療法人による運営だが、設立時の経緯から三菱製鋼及び順天堂大学と関係が深い。東京都災害拠点病院の一つ。三菱鋼材(1942年に三菱製鋼と合併し、三菱製鋼となる)は東京製作所に50床程度の病床を備えた社員用の診療所を持っていたが、太平洋戦争による空襲で焼失した。戦後になり、往時のような病床を持った診療所の再建をしたいと当時の順天堂医科大学学長であった有山登に相談したところ、「病院には規模というものがあり、都立病院もないところであるから、少なくとも150床以上の病院を建設すべきである」との助言を受けた。そうすると当初の予定地では狭いため、三菱製鋼の遊休地を利用して病院を建設することとした。有山は医療にかかる人材等の応援を約束し、初代院長として小池正朝(順天堂医科大学泌尿器科学教授)を派遣。また各部門に続々と医師等を送り込んだ。病院については地元の強い要望などもあったことから一般にも開放することとし、病院名を「江東病院」とした。1967年7月1日に三菱製鋼が移転し、跡地に日本住宅公団が団地を建設したことから医療へのニーズはさらに高まることになった。職員は三菱製鋼健康保険組合に加入し、同組合の提供する福利厚生を受けることができる。
出典:wikipedia
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