アメリカ・ラティーナ・ロジスティカ(América Latina Logística、略称ALL)は、ブラジルの持ち株会社である(Bovespa: ALLL11/ ALLL3/ ALLL4)。ブラジルとアルゼンチンで鉄道を運営し、鉄道会社にリースを行うほか、港湾作業、マーチャンダイジング、倉庫業等を営む。本社はブラジル南部のパラナ州の州都、クリチバに所在する。ALLは、ブラジル連邦鉄道(RFFSA)の民営化を受け、1997年にフェロビア・スル・アトランティコ(Ferrovia Sul Atlântico、南大西洋鉄道)として設立された。主としてブラジル南部を営業範囲とし、 サンタカタリーナ州、リオグランデ・ド・スル州の鉄道路線の営業権を得た。1998年にサンパウロ州で運営を開始し、2001年にはブラジルのロジスティクス企業でアルゼンチン、チリ、ウルグアイにもネットワークのあったDelara Ltdaを買収した。2006年には営業範囲をブラジル中部のマットグロッソ州、マットグロッソ・ド・スル州にまで拡大した。1999年、アルゼンチンの鉄道会社の株式を取得後、会社名をアメリカ・ラティーナ・ロジスティカと改称した。前述のとおり、ブラジル南部に営業範囲を広げている。ブラジル国内では軌間1,000mmのメーターゲージである。アルゼンチンの鉄道路線は、アメリカに拠点を置く鉄道開発会社(、RDC)とアルゼンチン政府と共同で保有している。標準軌で建設された路線。イギリスが保有していたエントレ・リオス鉄道()と東アルゼンチン鉄道()がブエノスアイレスから北部のエントレ・リオス州、コリエンテス州、ミシオネス州に向かう路線として建設したもの。1948年の国有化後、これらの路線は州が保有するヘネラル・ウルキーサ鉄道()の一部となった。1993年10月22日の民営化に際しては、メソポタミカ・ヘネラル・ウルキーサ鉄道となった。1999年にALLに買収され、2,240kmの路線網がALLメソポタミカの名の下で営業を開始した。パラグアイ、ウルグアイの標準軌路線と接続しており、ブラジルのメーターゲージ路線とも接続している。軌間1,676mmの広軌路線である。やはりイギリスが保有していたブエノスアイレス・アル・パシフィコ鉄道()が、ブエノスアイレスから西方のメンドーサ州、サンフアン州に向かう路線として建設された。1948年の国有化後は、州が保有するヘネラル・サン=マルティン鉄道(、FGCSM)となった。1993年10月22日の民営化に際して、再びブエノスアイレス・アル・パシフィコ鉄道となった。1999年にALLに買収された後にはALLセントラルという路線名で営業を開始した。
出典:wikipedia
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