『還珠格格』(かんしゆかくかく / ホァンジュグーグー、Huan zhu ge ge)は、瓊瑤による台湾の小説3部作。また、それを原作とした中国と台湾の共同制作によるテレビドラマ、全3シリーズ。 格格は満州語で「姫」の意味という。テレビドラマは、日本では『還珠姫 〜プリンセスのつくりかた〜』(かんしゆひめ)というタイトルで第1シリーズのみ、サンテレビなどで日本語吹き替え版が放送された。乾隆帝の治世が始まり24年目のある日、祭祀のため天壇に向かう皇帝の姿を一目見ようとごった返す路傍の民衆の中、驚愕の声を上げる一人の少女がいた。「お嬢様、あれは小燕子(シャオイェンズ)では?」輿の上から民衆に手を振りつつ進んでゆく姫君。それは驚愕の声を上げた少女金鎖(ジンソー)が幼い頃から小間使いとして仕えるお嬢様である夏紫薇(シャツーウェイ)が、北京で義姉妹の契りを結んだ長屋住まいの貧しい少女・小燕子だったのだ。しばらく前から行方不明になっていた小燕子が、なぜ姫君に? 2人、そして同じ長屋に住む柳青(リウチン)柳紅(リウホン)の兄妹は必死に小燕子に呼びかけるが、彼女は気付かない。民衆から上がる「還珠姫様」の声。その名の意味を尋ねると、あの輿に乗った姫君は、乾隆帝が民間から迎えた養女だという答えが返る。還珠姫、帰って来た宝物の姫君。その意味を知って愕然とした紫薇は、次の瞬間行列へと乱入していった。「どういうことなの? 説明して! 小燕子! あなたがお姫様なら私は何?」実は、夏紫薇こそが真の還珠姫、乾隆帝が19年前にお忍び先で見初めた娘との間に生まれた、知られざる姫君だったのである。なぜこんな取り違えが起こってしまったのか……。日本語翻訳も2005年に徳間書店より出版されている。1998年以降、第3部までドラマが製作された。1998年に放送された第1部の平均視聴率が47%、翌年に放送された第2部の平均視聴率が54%である。またマレーシアやシンガポール、ベトナム、タイ、モンゴル、ロシア、ウクライナなどの国々でも放送された。これらのことにより、国産ドラマに危機を感じた当時の韓国3大テレビ局は「中国語テレビドラマ封殺令」を出し、中国語ドラマが韓国国内で放送することを禁じた 。1999年、中国テレビ最高賞-中国テレビ金鹰賞最優秀テレビシリーズ、最優秀主演女優賞(ヴィッキー・チャオ)。日本では『還珠姫 〜プリンセスのつくりかた〜』というタイトルで、サンテレビなどで日本語吹き替え版が放送された。さらに2011年、湖南衛視にて「還珠格格之燕兒翩翩飛」「還珠格格之風兒陣陣吹」「還珠格格之人兒何處歸」の3部構成全96話にてリメイク版が7月16日から9月8日まで放送されたが、主要登場人物に西洋人の追加、ストーリーの変更があり、大陸で論議を呼んだ。発売元:ビクターエンタテインメント株式会社
出典:wikipedia
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