コロレット(Coloretto)は、ドイツのカードゲーム。ゲームでは以下のカードを使用する。ゲーム開始前に、場に列カードを置き、各プレイヤーはどれか1枚のカラーカードを選び、自分の前に置いておく。この時、すべてのプレイヤーのカードの色が異なるようにする。その後、残ったカラーカード・「+2」カード・ジョーカーを裏向きによく混ぜてカードの山を作るが、山札の下から16枚目のところには予め最終ラウンドカードを入れておく。適当な方法で最初のプレイヤーを決め、ゲームを開始する。手番でプレイヤーは、山札からカードを引いて場のいずれかの列カードの横に並べるか、カードを引かずに場のいずれかの列を引き取るかを選択できる。列を引き取ったプレイヤーはそのラウンドを抜ける。全員が列を引き取るとラウンドが終了し、最後に列を引き取ったプレイヤーから新たなラウンドを開始する。引き取ったカードは自分の前に色ごとに分けて置く。ゲーム終了時の各色のカード所持枚数によって、色ごとに点数が決定する。ただし、3色までがプラスの点数で、その他はマイナスの点数となる。プラスとなる3色は各プレイヤーが自由に決められる(ゲーム開始前に選んだ色のカードをプラスにしなくてもよい)。得点チャートは2種類あり、ゲーム前にプレイヤーが協議して選択する。標準ルールでは同じ色のカードが多いほど点数が高く、バリアントルールではカードを獲得しすぎると損をする点数配分となっている。ジョーカーは得点計算時に好きな色のカードとして使用してよい。「+2」カードはカラーカードとは別計算で、1枚につき2点加算される。山札が残り16枚になり、最終ラウンドカードがめくられると、代わりにその下のカードを引いた上でゲームを進め、全員が列を引き取ったところで終了となる。点数を計算して最高点を獲得したプレイヤーが勝ちとなる。2人でプレイする際は以下の点が異なる。ルールはシンプルで、やるべきこともわかりやすい。できるだけ3色のカードだけを集めて、それ以外はなるべく集めないということになる。ただ、状況は全てオープンであり、皆が他者の邪魔になるように考えて列を作るため、プラスだけにするということは難しい。欲しい色の列を早めに確保するか、カードの引きに期待するかで、毎回ジレンマがある。カラフルな7色のカードも特徴の1つ。オリジナル版のイラストは、シャフト自身が手掛けている。発売元は全てアバクスシュピーレ社。作者のシャフトがコロレットを発展させたボードゲームとして2007年に発表したゲーム。カメレオンのカードの代わりに動物が描かれたタイルをめくり、種類を増やしすぎないようにしつつ動物園を発展させることを目指す内容になっている。このゲームは2007年のドイツ年間ゲーム大賞を獲得し、その後も拡張版として続編作品が制作された。2013年にコロレットの発売10周年を祝して制作された記念版。パッケージやカードのイラストがOksana Svistunによりリニューアルされ、オリジナル版よりポップなデザインとなった。ゲーム内容はほぼオリジナル版に準ずるが、ジョーカーのうち1枚がゴールデンジョーカーになっている。ゴールデンジョーカーの効果自体は通常のジョーカーと同じだが、このカードを獲得した際には、強制的に山札から1枚カードを獲得する。
出典:wikipedia
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