降水量(こうすいりょう)とは、大気から地表に落ちた水(氷を含む)の量。雨や雪を気象台の雨量計や、アメダスなどで観測し、計測する。通常、水に換算した体積を単位面積で除した値を mm で表す。日降水量では、日付を区切りとし、0時01分から24時00分までの24時間の降水量を表す。日降水量では、深夜から未明にかけての集中豪雨など24時をまたぐ降水では2日間に分けられるため、雨の激しさをうまく表せないことがある。これを補うものとして任意の24時間で計算する24時間降水量がある。例えば、静岡では2004年6月30日に静岡地方気象台で観測史上最大の 368 mm の雨量を記録したが、これは日降水量に関する記録である。24時間降水量では1974年に起こった七夕豪雨で、508 mm と日降水量を大幅に上回る記録をもっている。同様に、最大1時間降水量も任意の1時間の降水量の最大値を表す。24時をまたぐ期間に激しい雨が降った場合、最大1時間降水量が日降水量を上回ることがある。降水量が1時間1mmとなる水の量とは、1m²の面積に1mm、つまり100cm×100cm×0.1cm=1000cm³=1Lなので、直立した人の上 (50cm×50cm)に30分で125mLの水が降る量である。個人感覚、風の影響にもよるが、降水量1時間1mm未満の雨であれば短い距離を傘なしで歩くことができる。1mmを超えると一般に傘などの雨具が必要である。一時間3mm以上で、舗装されていない道に水溜りが発生する。地域によって異なるものの、1時間20mm-40mmで「大雨注意報」、40mm-60mm で「大雨警報」が出される目安といえる。
出典:wikipedia
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