首都高技術株式会社(しゅとこうぎじゅつ、英文名称"Shutoko Engineering Company Limited.")は首都高速道路の高架橋やトンネルなどの構造物のメンテナンスを行う企業。首都高速道路株式会社が100%出資し2008年6月6日に設立、同年7月1日より業務を開始した。 高架橋やトンネルなどの構造物について、道路上や高架下などから徒歩による目視点検や、高所作業車を使用した目視・非破壊検査を行う。 MBIと呼ばれる、橋梁上から足場を伸ばし橋桁下面を点検できる作業車や、河川上に架設された区間では船舶も使用する。 横浜ベイブリッジなどの長大橋や、東京港トンネルなどの沈埋トンネルについて、構造物の特性を考慮した点検を行う。 交通事故や地震・風水害発生時に、24時間体制で構造物の安全確認を行う。 高速道路上を点検車で低速走行し、目視および車上感覚で点検を行う。 建設工事および保全工事について、現場調査や施工計画の立案、積算資料の作成、東京ガスやNTT、東京電力などの企業者との調整を行う。 建設・保全・設備工事にかかる費用を適切に積算するための資料の制作を行う。 工事を行う多くの場合では交通規制が伴う。この際の企業者(電気、ガス、水道など)の日程調整、道路管理者との協議との調整を行う。 施工計画書類などの審査、施工時の立会い検査、安全点検、安全指導、工事の進歩状況の確認などの施工管理を行う。 点検計画の立案、点検の実施、詳細調査、診断評価に加え、関係機関協議、交通規制、補修・補強に関するアドバイスなど、構造物点検業務を行う。 対象構造物の建設時の設計思想や点検記録、補修履歴等を総合的に考え損傷の原因を特定し、首都高速道路の建設・管理による、経験と蓄積された点検・補修に関するデータより最適な補修設計行う。 タイ国の技術者に橋梁点検技術や構造物の健全度評価方法に関する技術支援を行っている。首都高速道路株式会社『NET WAY Vol83』2009年7月1日発行
出典:wikipedia
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