閻 涵(えん かん 、繁体字: 閻涵 ピンインYán Hán、カタカナ転写 イェン・ハン、 ハン・ヤン, 1996年3月6日 - )は、中国出身のフィギュアスケート選手(男子シングル)。2014年ソチオリンピック中国代表。2012年世界ジュニアフィギュアスケート選手権優勝者。5歳からスケートを始め、2009-2010シーズンの中国フィギュアスケート選手権(全国花様滑冰錦標賽)で初優勝を飾った閻涵は、前年シーズンの中華人民共和国全国運動会には予選となった2008-2009全国花様滑冰錦標賽で17位と十分な成績を残せず出場すらできていなかった。中国選手権優勝の1ヵ月後、ジュニアグランプリシリーズシーズン最終戦でデビューした閻涵は特に構成点で高評価を受け優勝を飾った。2011-2012シーズン、ジュニアグランプリシリーズのポイントランキングでは1位となるも、ジュニアグランプリファイナルではSPで出遅れ惜しくも2位に終わった。しかし翌月のインスブルックユースオリンピックでは、SPとFSと共に1位となり金メダルを獲得した。世界ジュニア選手権では中国人選手として初めて優勝する。2012-2013シーズン、ジュニアグランプリシリーズでは2位と5位でジュニアグランプリファイナルへの出場を逃した。シニアデビューとなった四大陸選手権では銅メダルを獲得した。世界ジュニア選手権は当初エントリーされていたが、閻涵が出場することは無かった。2013-2014シーズン、シニアクラスへ完全移行し中国杯ではSPとFSで共にパーソナルベストを更新し優勝する。エリック・ボンパール杯は発熱の影響で4位となり表彰台を逃したが、グランプリファイナルへ進出を決め6位となった。ソチオリンピックでは7位、初出場となった世界選手権でも7位となり、2006年大会での李成江以来の中国男子選手のトップ10入りとなった。だが2014-2015シーズン、中国杯のFSの6分間練習で閻涵は日本の羽生結弦と衝突し顎と胸部を強打した。練習は中止され、治療に充てられた。その後やり直しがされた6分練習には閻涵は姿を現さなかったが、演技を行った。予定していたジャンプを抜くなどして最後まで滑りきり総合6位で試合を終えた。閻涵はその際にカナダの医療チームの対応を受けたという。四大陸選手権は2年ぶりに出場し、前回と同じく銅メダルを獲得した。2016年6月1日、賈曙光が家庭の事情で閻涵の指導から離れ、アメリカ在住の李明珠が閻涵の新たなコーチになったことが判明した。中国選手が海外を拠点に練習するのは陳露以来となった。
出典:wikipedia
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