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紋切型辞典

『紋切型辞典』(もんきりがたじてん、 )は、ギュスターヴ・フローベールの遺稿。執筆当時の世間に流布していた陳腐な言い回しや凡庸な意見、ありがちなジョークや誤解、迷信といったものを辞典の形でまとめた風刺的な作品である。およそ1000ほどの単語が普通の辞典と同じようにアルファベット順に列挙され、それぞれに用例や定義、訓戒といった形の短文が付されている。フローベールの書簡によれば、「だれでも一度これを読んだなら、そこに書いてある通りをうっかり口にするのではないかと心配で、一言もしゃべれなくなる」(岩波文庫版解説、293-294頁より)ことを目指したものであった。フローベールの『紋切型辞典』の着想は古く、まだ青年であった1840年代にはすでに構想を持ち、1850年代には友人などに宛てた書簡でしきりと刊行計画に言及していたが、発表には至っていない。晩年のフローベールは長編小説『ブヴァールとペキュシェ』の第2部として、主人公である2人の写字生によるものとして『紋切型辞典』を登場させ、その内容を小説に組み込むつもりでいたが、その死によって実現しなかった。『ブヴァールとペキュシェ』は第1部の大部分が完成していたためにフローベールの死後すぐに出版されたが、『紋切型辞典』は内容の異なる草稿が3種類あるなど未整理な状態であったために長く未発表のままで、1910年になって初めて全集版の『プヴァールとペキュシェ』の巻に収録されている。項目例は岩波文庫の小倉訳によるもの。

出典:wikipedia

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