


巻き結び(まきむすび)とは、ロープを芯に縛り付ける結び方(ヒッチ)のひとつ。英語ではクローブ・ヒッチ(Clove hitch)という。古くから船舶関連で用いられており、Clove hitchとしてはじめて紹介されたのは1769年のウィリアム・ファルコナーの辞典が最初である。徳利を吊るすのに用いられたことから徳利結びということもあり、またかこ結びという和名もある。登山関係ではマスト結び、インク・ノット、船乗り結びなどと呼ばれ、キャンピングでは止め釘結びと呼ばれる。巻き結びは、芯に対して同じ向きのひと結びを2度施して得られる(異なる向きのひと結びを施した場合はひばり結びとなる)。閉鎖芯に対しては動端を芯の周りを2周させて結ぶが、開放芯の場合は右図のように同じ向きのループを2つつくりそれらを重ねて芯に通せばよい。巻き結びを施したロープの強度は、結んでいないロープの60~75%程度とされ、水に濡れると解きにくくなる・芯に対して回る方向にロープに荷重がかかるとほどけやすいといった欠点がある。しかし、簡単に結ぶことができ、(濡れなければ)解くのも容易で確実に結んでおけば強度も高いことから、以下のように幅広い用途で用いられている。羽根田治は、(一般的にはもやい結びのことを「結び目の王」と表現することが多いが)巻き結びこそ「結び目の王」にふさわしいと述べている。
出典:wikipedia
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