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黄色い救急車

黄色い救急車(きいろいきゅうきゅうしゃ)とは、「頭のおかしい人を精神科病院に連れていく」 という都市伝説(うわさ話)に出てくる、黄色の塗装をした救急車のことである。一部の人々の間で知られているという都市伝説の一つである。イエロー・ピーポーとも呼ばれる。自身のウェブサイトで、この話について調査した風野春樹は、「黄色」という色や「救急車」という点は事実ではないが、ある日突然、患者搬送車が患者宅に乗りつけて患者を拉致していく、という部分は真実である、と述べている(実際にやって来るのは、患者の家族や精神科病院が依頼した警備員である)。うわさ話の内容としては、「(怪我や身体的な病気では白い救急車が来るところだが、)頭のおかしい人の所には“黄色い救急車”が来て、病院に連れて行かれる」、というものである。地方によっては、それらのうわさ話の中に出てくる“救急車”の色は緑であることも黄色についで多く、この場合「グリーン・ピーポー」と言っているという。場合によっては青であったり、紫であったりする。また、“黄色い救急車”を呼ぶため関係機関に「通報した者はお金がもらえる」という話が付け加わることもある。金額は3,000円から5,000円程度とされる。さらに、この“救急車”の逸話とは別に、精神病院のことを「赤い屋根」と呼んでいた地域もある。精神科の閉鎖病棟を「鉄格子付きの病院」と表現することもある。風野の調査に対して寄せられた「“救急車”から屈強な男が現れておかしな人を連れ去ることを、本当だと思っていた」という感想に対しては、上述のように(救急車であるという点を除いて)、実際の話であると指摘している。2008(平成20年)にも、精神科を受診したこともないのに、家に男が押し入り精神科病院に拉致され、刑務所の独房のような保護室に鍵をかけ医療保護入院扱いという出来事があった。噂話のあった地域は全国にまたがっている。400人以上のインターネットによる回答からは、緑であるとする地域も東北と九州といったように散発的に得られている。“黄色い救急車”について調査した風野春樹の子供時代、すなわち1970年代半ばには、このような噂話は既に存在していた。いくつかの小説が、“黄色い救急車”を登場させている。特に1973年の小説である井上光晴の「動物墓地」では、時々ケロリとして嘘をつくお手伝いさんが、精神病院へ患者を運ぶ救急車が黄色であることを教えてくれたという話がある。この「動物墓地」は翌年にかけて違う書籍にて3回も出版されている。2004年の桜庭一樹の『推定少女』では、山の麓にある精神病院からは“黄色い救急車”が降りてきて、連れていかれるとどこも悪くないのに出てこられない、という描写も加わっている。この尾ひれの部分については、日本において異常に入院者が多いという社会的入院という実際の話であり、1960年代に民間の精神科病院の乱立によって入院した人々が高齢で亡くなり、ベッドが空くため病院経営の問題が生じている。救急車が登場したのは1931年(昭和6年)10月、横浜市においてであり、法令化され119番で呼べるようになったのは1963年(昭和38年)である。そもそも、救急車の色は法令(道路運送車両の保安基準)で、白と規定されている。個人サイトで“黄色い救急車”に関する調査を行なった風野春樹をはじめ、多くの精神科医が、「黄色の救急車で患者が搬送されるところは見たことが無い」 と証言している。民間の患者搬送車で緊急走行は出来ないので、仮に搬送車の塗色を黄色とする業者があったとしても「救急車」という点に矛盾が生じる。(ちなみに、茶緑色(オリーブドラブ色)の救急車は陸上・海上自衛隊に、青(紺)の救急車は航空自衛隊に存在する。)他の多くの都市伝説と同様、この噂が生まれた経緯や由来は明らかになっておらず、諸説がある。救急車の色は国によってさまざまで、オーストリアやスウェーデンのように救急車が黄色い国もあるが、この都市伝説と無関係である。イギリスでは月狂条例という法律を根拠として精神異常者を強制的に連行して入院させる制度があるが、この時に連行して行くのは、警察であり救急車に乗せるわけではない。

出典:wikipedia

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