大聖院(だいしょういん)は、三重県四日市市にある真言宗醍醐派の仏教寺院。山号は無動山(むどうさん)。松井寺(まついでら)の寺号を有する。本尊は不動明王。寺伝によれば、天平10年(738年)、行基の開山に係る古刹とされ、当初は西方の愛宕山に位置し、塔頭17院を有する大寺であったと言われる。天正年間(1573年 - 1592年)、織田信長配下の軍勢に攻められ、諸堂宇は焼失した。時の住職蓮華法印は、本尊の不動明王立像を背負って持ち出し、難を逃れた。元禄3年(1690年)、中興第4世大僧都、海養法印は寺院を現在地に移し、寺名を大聖院松井寺と改めた。本尊の不動明王立像は、平安後期の作で、国の重要文化財に指定されている。この尊像は平安時代の武将、源頼義が陣中にて不動明王を感得し、京の仏師定朝に刻ませ、生涯念持仏として信奉したと伝えられ、その後幾度かの変遷を経て、当山の本尊となった。毎年1月と8月の28日に開帳される。
出典:wikipedia
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