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ヤマハ・EOSシリーズ

EOS(イオス)は、ヤマハのシンセサイザーの型番、製品名。1988年に初代機「YS200」が発表されて以降、2007年までシリーズの展開が行われた。名称の「EOS」はEntertainment Operating Systemの略称と言われている。イメージキャラクターとして小室哲哉を据えた初心者向けのシンセサイザーであり、YS200〜B500およびBXの音色作成を浅倉大介が担当した(BXのイメージキャラクターも担当)。製品のコンセプトとしては「女の子も使えるシンセサイザー」だったと言われ、マニア向けでなく小室や浅倉を起用することで女性にも門戸を広げる狙いがあったという。ヤマハ主催の「EOS CONTEST」が毎年開催され、審査委員長として小室哲哉や、浅倉大介が参加していた。B500からB2000Wまでの内蔵音源には、TM NETWORK(TMN)やtrf・globe等小室がプロデュースを行ったアーティストで使われている音をシミュレートしたものが内蔵されていた。しかし、1980年代に小室が愛用したEmulatorII やEnsoniq VFXなどヤマハ以外の他社製のシンセサイザーがあったこと、1994年以降に小室がシンセサイザーをヤマハ製からJD-800などローランド製のものへ切り替えたこと、同じヤマハ製のシンセサイザーであっても、初心者向けに価格を抑えるためダウンサイジングされたことなどによる音の違い(小室が使用したDX7・DX7IIFD・TX816は上位の6OPのFM音源に対して、YS200・B200は下位の4OPのFM音源)があり、小室が演奏した音をそのまま出音することは不可能である(浅倉監修のBXに関しても、同様のことが言える)。ちなみに、実際のTM NETWORKやTMNのライブにおけるEOSは「MIDI接続のリモートキーボード」という位置付けがなされていたため、「T-MUE-NEED STARCAMP TOKYO」「CAROL Tour」「RHYTHM RED TMN TOUR」や「Tour TMN EXPO」ではローランド・JD-800やS-550、・VFX-SD、ヤマハ・TG77やTX816、コルグ・01/W、シンクラヴィアといった音源のリモート用にすぎず、EOSに内蔵された音源はライブやレコーディングで一切使用されていない。ヤマハの公式ブログ、「ヤマハシンセ」に2012年6月15日に「オケヒット(TK HIT)」(音色)が使われたことが載っているが、これは直接EOSから出た音ではなく、MOTIF XFの販促品として配布されたUSBに収録された音源が使われているため、音色はEOSそのものの音ではあるが、MOTIF XFからの出音である。審査委員長の小室(または浅倉)が直接楽曲を審査する、異色のコンテストとして開催された。応募は年齢・性別制限を設けず誰でも可能であり、10代の受賞者も数々名を連ねていた。YS200やB200発売当時のFM音源のシンセサイザーは、音色の調整だけを取っても労を要したが、同じFM音源のシンセサイザーでもYS200やB200はそれを簡単に調整できるというのが売りだった。しかし、B900以降PCM音源に音源部が一本化されると、フィルターを使うことでPCM音源はFM音源に比べて簡単に音色の明るさを調整できるため、「EOSならでは」のアドバンテージは少なくなってしまった。88年から91年にかけてリリースされたTM NETWORK(TMN)、小室ソロワークのバンドスコアにはEOSの音色番号が記載され、EOSを用いた楽曲のコピーが簡単に出来るような配慮がなされていた。しかし92、93年頃となるとPCM音源が全盛期を迎え、ローランドのGS音源を始めとするDTMの普及が始まり、それらのDTM音源を使うことによりますます簡単なコピーを行えるようになった。それに平行するようにEOSはヤマハが推奨する音源規格XGに対応した(B900以降の機種から)ため、EOSはDTMに接近し始めた。そしてBXにおいてはシーケンサーは内蔵でなくパソコンで行い、鍵盤演奏と音源をBX本体が行うというDTMそのものになってしまった。EOSのコンテストが開催されていたことや小室が所属していたTM NETWORKの人気という面から、B500の発売当時から直後がEOSの全盛期と考えられる。2005年に最新機種であったBXが生産完了となったが、前機種のB2000はその後も継続販売されていた。2007年1月にB2000が生産完了となり、EOSシリーズは幕を閉じることとなったが、EOSはシンセサイザーの垣根を初心者に広げた機種であり、教育機関においても多く使用された。2011年頃から、MOTIF XFの購入キャンペーンでEOSシリーズなどの音色が収録された「ヤマハビンテージサウンドコレクション」というデータ入りUSBが配布されており、MOTIF XFでEOSシリーズそれぞれの音色の一部が楽しめる。また、MOTIF XFの小室哲哉カスタマイズモデル「MOTIF QUIT30 EDITION」が2014年に申し込み受付が開始され、EOSシリーズはMOTIFシリーズに収束されていった。中〜後期モデルの背面にプリントされている“YAMAHA EOS”ロゴに関して、その中で“EOS”ロゴはB200まで無く、それまでのモデルは同社V2と同様に、“YAMAHA”とだけプリントされている。小室哲哉が弾くEOSについていた“YAMAHA EOS”ロゴは、塗装もしくはプリントされたものではなく、ヤマハがステッカーを製作して、“YAMAHA”ロゴ部分を隠すかたちで貼り付けたものである。当時は、同等品が販促品として入手することができた。(但し、このステッカーが貼り付けられていないEOSを小室が演奏することもあり、その状況は過去のプロモーションビデオやライブビデオで確認できる。)また“EOS”ロゴの書体も、YS200〜B200〜B500の世代ごとに変化がある。EOSシリーズ各モデル用にVOICE構成を変えることができるPCカード型のVOICE CARDなどが発売された。シーケンスパターンなどのデータも含まれており各モデルでTMNや、TRFなどの曲を再現できる。B900以降はカードからフロッピーディスクに変わり、さらにシーケンスデータと音色データ(波形は含まれていない)になる。内容は主に小室がプロデュースした曲などのシミュレートされた商品が殆どである。BXでは、記憶媒体としてスマートメディアを搭載していたが、VOICEカードやオプションなどの販売はなかった。しかし、PCとUSBで直接連携出来る仕様だったため、BX専用の公式ホームページが設けられ、その中で約3年間VOICEなどのデータが公開されダウンロードできるようになっていた。ダウンロードしたVOICEデータなどは、DAworksなどでBXに送る仕様になっている。RCD1000〜4000シリーズのボイスカードは、小室哲哉監修で浅倉大介がマニピュレート。V50でも使用可能。YS100ではシーケンス・データの再生は不可。TKシリーズのボイスカードは、小室哲哉監修で浅倉大介がマニピュレート。EOSのブックレット仕様の特殊本(EOS SUPERBOOK & RHYTHM PATTEN CARD)浅倉大介作曲のサンプリングデータと、MIDIデータを組み合わせた作品。DAworks(PC専用シーケンスソフト)で流れる曲と、BX本体収録の曲には若干の違いがあり、本体同梱のCD-ROMに収録されているDAworksで流れるDEMOには、トラックビューのWAVEトラック上に声のサンプリングがデータとして存在するが、本体に収録されているDEMOではこのサンプリング部分は省かれている。浅倉プロデュースソングメドレーで、サンプリングデータは、本体の説明のナレーション用に使用されている。(本体同梱CD-ROMのDA WORKSに収録)(収録曲順)クリプトン・フューチャー・メディア社の展開するキャラクター、「VOCALOID」シリーズ第2弾の鏡音リン・レンのデザインには、EOSシリーズのデザインが取り入れられており、腕には操作部の意匠と似たアームカバーが、脚部にはスピーカー部の意匠と似たブーツ(リン・B200、レン・B500)が装着されている。また、ブーツに付与された「Electric Voice System」の文字はEOS本体などに記されている「EOS」のロゴマークが基になっている。

出典:wikipedia

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