『星空のメリーゴーラウンド〜50周年記念コンサート〜』(ほしぞらのめりーごーらんど〜ごじっしゅうねんきねんこんさーと〜)は、2009年(平成21年)10月31日から11月3日にNHKホールで行われたおかあさんといっしょのファミリーコンサート。2009年11月1日から11月3日までの計8公演にNHKおかあさんといっしょ50周年を記念し、歴代の出演者をゲストに迎え、東京都渋谷区のNHKホールで公演されたファミリーコンサートである。10月31日から11月2日までの予定だったが、つのだりょうこが休演したため、10月31日の分を11月1日に録り直した。コンサートは約82分。テレビ放送やDVD・CDは、11月3日に収録したもの。進行はコンサート4回目のうたのおにいさんであった横山だいすけ、同じくうたのおねえさんであった三谷たくみを中心に行われた。小林よしひさ・いとうまゆは現役10回目(小林よしひさは現役前では2002年5月のコンサート「元気いっぱい!たまたまご」にゲスト出演している)、モノランモノランの3人は2回目のコンサート。BSおかあさんといっしょのレギュラー3人は6回目のコンサート。コンサートは約82分、舞台は夢の遊園地「おかあさんといっしょランド」。まずはおにいさん・おねえさんが登場し、「ぼくらのうた」を歌って挨拶した。チケットの入った手紙を受け取った4人はおかあさんといっしょランドの入り口に到着。手紙には「門の前で、みんな揃って拍手をしてください。拍手のエネルギーがいっぱいになったら、門が開きます。」と書いてある。4人は「ドンスカパンパンおうえんだん」を歌い、拍手のエネルギーをため、門を開けることに成功。その直後、モノランモノランの3人を乗せたSLか走ってくる。3人のもとには手紙は来ず、遊んでたらSLが迎えに来たとのこと。みんなはおもいっきり遊ぼうとするが、メリーゴーランドはずっと止まったまま。おにいさん・おねえさんはメリーゴーランドを見て「小さい頃、こんなメリーゴーランドに乗った夢を見た」というようなことを口々に言うと、木馬が回りだし、「星空のメリーゴーラウンド」を歌う。歌い終えると今井ゆうぞうとはいだしょうこが登場し、「きみのこえ」を歌う。2人は、空飛ぶ木馬が迎えに来たとのこと。その後、歴代のうたのおにいさん・うたのおねえさんか続々と登場。杉田あきひろ・(つのだりょうこ)は「夢のパレード」を、速水けんたろう・茂森あゆみは「くものしま」を、神崎ゆう子・坂田おさむは「どんな色がすき」を歌った。登場の際の挨拶は「○○おにいさん(おねえさん)の前のおにいさん(おねえさん)の○○です。」と挨拶をしていた。ただし、茂森あゆみの場合はつのだりょうこが休演した2日目以降は、「しょうこおねえさんの前の前のうたのおねえさんの茂森あゆみです。」と挨拶をしていた。その後、BSおかあさんといっしょのひなたおさむ・かまだみき・恵畑ゆうがバナナのおやことともにSLに乗って登場、「バナナのおやこ」を歌った。全員で「おかあさんといっしょランド」の地図を紹介し、地図の中には「にこにこじま」・「ぐ〜チョコランタンのまち」・「たいそうひろば」・「おえかきのはら」があった。「にこにこじま」には横山だいすけ・かまだみき・坂田おさむ・神崎ゆう子、「ぐ〜チョコランタンのまち」には速水けんたろう・茂森あゆみ・杉田あきひろ、「おえかきのはら」には三谷たくみ・ひなたおさむ・今井ゆうぞう・はいだしょうこ、「たいそうひろば」には小林よしひさ・いとうまゆ・恵畑ゆうがそれぞれ行った。最初に「にこにこじま」ではにこにこぷん(じゃじゃ丸・ぴっころ・ぽろり)、次に「ぐ〜チョコランタンのまち」ではぐ〜チョコランタン(スプー・アネム・ズズ・ジャコビ)が登場。次に「たいそうひろば」では歴代たいそうのおにいさんの天野勝弘・佐藤弘道が登場し、「ぞうさんのあくび」・「あ・い・うー」・「ぱわわぷたいそう」・「ハイ・ポーズ」・「トライ!トライ!トライ!」・「デ・ポン!」・「ゴッチャ!」のたいそうメドレーをたいそうのおにいさんといとうまゆで踊った。最後に「おえかきのはら」ではモノランモノランの3人かお絵かきしていた。虹のむこうにを歌い終えた後、空飛ぶ木馬に乗って初代うたのおにいさんの田中星児、初代うたのおねえさんの眞理ヨシコがそれぞれ登場した。両者がそれぞれか歌い終わった後、歴代出演者、ひなたおさむ、恵畑ゆうによって「こんなこと知っテレビ?」が歌われた。歌の冒頭・間奏部分で小林よしひさ、天野勝弘、いとうまゆ、佐藤弘道、かまだみきによる昭和時代のショートコントが行われた(テレビには「ブーフーウー」の映像などが映っていた」)。その後、コンサートの挨拶代わりに横山だいすけと三谷たくみによって「『おかあさんといっしょ』のトルコ行進曲2009」が歌われた。そして、「『おかあさんといっしょ』50年大メドレー」全34曲が歌われ、「おかあさんといっしょ」50周年が盛大に祝られた。全てを歌い終え、「さみしくなんかないってば」の1番を眞理ヨシコ・田中星児・坂田おさむ・神崎ゆう子・速水けんたろう・茂森あゆみ、2番を杉田あきひろ・つのだりょうこ・今井ゆうぞう・はいだしょうこ、繰り返し部分を横山だいすけ・三谷たくみ・ひなたおさむ・かまだみき・恵畑ゆうが歌った。眞理ヨシコ・田中星児・坂田おさむ・神崎ゆう子・速水けんたろう・茂森あゆみは1番、杉田あきひろ・つのだりょうこ・今井ゆうぞう・はいだしょうこは2番を歌い終えると、空飛ぶ木馬に乗って帰っていった。最後まで歌い終えた後、ひなたおさむ・かまだみき・恵畑ゆう・モノランモノランの3人はSLで帰っていった。その後一番星が出て「おかあさんといっしょランド」が消えていき、最後は再びコンサートのテーマ曲「星空のメリーゴーラウンド」を歌い、「夢の中でも、またみんなに会えたらいいな…」と言い残し、おにいさん・おねえさん4人のみでコンサートを締めくくった(40周年時は出演者全員で締めくくった)。コンサートのテーマ曲「星空のメリーゴーラウンド」は、2009年3月30日に「モノランモノラン」開始と同時に使用開始し、2016年3月まで使われた番組のオープニングテーマ(作曲:斎藤ネコ)に井出隆夫による歌詞をつけたものである。また、序盤で歌われたものと最後に歌われたものはアレンジが異なり、前者はオープニングテーマに近いアレンジだか、後者は最後の曲であるためスローテンポで静かなアレンジとなっている。後者のバージョンは、2015年10月に発売されたCD『NHKおかあさんといっしょ最新ベスト おひさまーち』及び、2016年の三谷の番組卒業に際し同年6月に発売されたDVD『NHKおかあさんといっしょメモリアルベスト しあわせをありがとう』に収録され、DVDでは2008年3月の初登場回から最終収録までの映像を集めたメモリアル構成の映像となっている。なお、コンサートの最初では番組のオープニングテーマがそのまま流れた。眞理ヨシコ・田中星児は「おかあさんといっしょ30周年記念ファミリーコンサート おかあさんといっしょ30年」、眞理・坂田おさむ・神崎ゆう子・速水けんたろう・茂森あゆみは「40周年 うたのパーティ」にも歴代出演者としてゲスト出演している。30周年の時のうたのおにいさん・おねえさんは坂田おさむと神崎ゆう子、40周年の時は杉田あきひろとつのだりょうこであった。また、40周年のコンサートでのゲストは歴代のうたのおにいさん・おねえさんのみであったが、今回はたいそうのおにいさんもゲスト出演し、30周年コンサート時現役だった天野勝弘と、40周年コンサート時現役だった佐藤弘道の2人が出演し、たいそうメドレーとして一部分であったが、現役当時担当した体操の「ぞうさんのあくび(天野は1987年度から1992年度の現役時代6年間通して担当。佐藤は天野の後任として登場した1993年度から1995年度の3年間担当した)」と「あ・い・うー(現役時代のうち1996年度から2004年度に担当。また、2002年度から2004年度はBSおかあさんといっしょの恵畑ゆうも担当していた)」を披露し、50年メドレーの一部の楽曲でバックダンサーを担当した。これは30周年のコンサートにゲスト出演した砂川啓介以来となる。たいそうのおにいさん同様、人形劇のゲスト出演も同コンサートにゲスト出演したブンブンたいむ以来となり、現在も根強い人気を誇るにこにこぷんと本放送終了から半年で『BSおかあさんといっしょ』にて再放送されていたぐ〜チョコランタンがゲスト出演した。脚本は、「にこにこぷん」と「ドレミファ・どーなっつ!」の脚本を手がけ、多くの楽曲を手がけた井出隆夫か担当し、当コンサートのための楽曲の作詞も手かけた。上記のとおり本編は82分あるのだが、これまでの30・40周年のときとは違いノーカット放送されていない(70分のダイジェスト(通常のコンサートより10分拡大している)および通常枠での分割放送のみ)ため、実際に観覧したかDVDおよびCDでしか見られない(あるいは聞けない)シーンが2分存在している。「おかあさんといっしょ」50周年を記念し、コンサートの他に多数の特別番組やゲスト出演で50周年を祝った。NHK教育テレビ(ETV)の誕生日である1月10日に放送された「あつまれ!キッズソング50〜スプー・ワンワン 宇宙の旅〜」にて、「おかあさんといっしょ」から現役の横山だいすけ・三谷たくみ、歴代出演者の眞理ヨシコ・田中星児・坂田おさむ・神崎ゆう子、当時の現役人形劇であったぐ〜チョコランタンからスプー、歴代人形劇のにこにこぷんがゲスト出演。5月5日「ETV50こどもの日スペシャル もう一度見たい教育テレビ第2弾」にて、歴代たいそうのおにいさんの砂川啓介・岡田祥造・向井忠義・天野勝弘・佐藤弘道がゲスト出演。7月20日から7月24日、「おかあさんといっしょ」の通常放送でも50周年特集が組まれた。20日は歴代うたのおにいさん・うたのおねえさん・人形劇が紹介された。21日は佐藤弘道をゲストに招き、歴代たいそうのおにいさんと体操が紹介され、「あ・い・うー」を全員で踊ったり、イチジョウマンの登場や小林よしひさと佐藤弘道による「ぱわわぷたいそう」の共演なとかあった。22日はかしわ哲・林アキラ・しゅうさえこをゲストに招き、かしわ哲やしゅうさえこが作詞・作曲した歌、林アキラかが作曲した歌などが歌われ、3人によるバンド演奏も久々に披露された。23日はきよこをゲストに招き、歴代たいそうのおねえさんと体操やダンスが紹介され、きよこといとうまゆによる「デ・ポン!」の共演、「おかあさんといっしょ」で生まれたおもしろソングや「あそびだいすき!」の歌などが紹介された。24日は坂田おさむ・森みゆきをゲストに招き、「おかあさんといっしょ」で昔から歌われてきた歌や坂田おさむが作った歌などが歌われた。12月18日、「おかあさんといっしょ」で「ピタゴラスイッチ」の「アルゴリズム体操〜『おかあさんといっしょ』の歴代のお兄さんとお姉さんといっしょ〜」か放送され、現役メンバー(横山だいすけ・三谷たくみ・小林よしひさ・いとうまゆ)に加え、歴代のうたのおにいさん・うたのおねえさんから坂田おさむ・神崎ゆう子、速水けんたろう・茂森あゆみ、杉田あきひろ・つのだりょうこがゲスト出演した。翌年の1月20日には「ピタゴラスイッチ」でも放送された。いずれも株式会社ポニーキャニオンから販売されていた。(現在は絶版)
出典:wikipedia
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