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行動する保守

行動する保守(こうどうするほしゅ)は、日本で2000年代後半よりおこった保守系政治運動のうち、特定の団体集団及びその現象を指す言葉である。単に言論を説くだけの既存の保守政治運動を「語るだけの保守」と批判し、また街宣右翼(行動右翼)とも異なり、北京オリンピックの聖火リレー、NHKスペシャル シリーズ 「JAPANデビュー」や朝鮮学校に対する抗議行動のようなデモ、街頭での署名や募金活動といった市民運動を通じて有言実行の「行動する保守」を標榜する。マスメディアで取り上げられることが少ないため、動画共有サービスやブログなど、インターネットを利用した宣伝活動を行ってきた。桜井誠によれば、「行動する保守運動」は平成18年(2006年)に行われた「河野談話の白紙撤回を求める署名活動」から始まったとしている。また、瀬戸弘幸は、「保守という概念では説明できない」として、自身の活動を「行動する社会運動」と呼んでいる。安田浩一によれば、この運動の提唱者は主権回復を目指す会代表の西村修平である。行動する保守の政治活動スタイルは、従来の街宣右翼のように街宣車を連ねて大音響で軍歌を流しながら抗議や街宣活動をするのではなく、一般的な市民運動と同様に署名活動やプラカードを掲げシュプレヒコールを叫びながらデモ行進する。一方、街宣車を使用した活動を中心とした従来の右翼団体の中にも、集会や徒歩によるデモを活動に採り入れる団体も目立つようになってきている。在特会など、「行動する保守」と言われる右派系市民団体が主催する反韓デモにおいて、過激なプラカードや過激なコールが頻繁に行われている。在特会会長の桜井誠自ら「在日韓国人をテポドンにくくりつけ、韓国に打ち込みましょう!」とデモの最中に叫んでいる。桜井誠は2011年5月に京都市内で開催した、在特会の講演会の中で「在日韓国人・朝鮮人・そして反日極左と本気で命のやりとりをやって叩き殺さなきゃいけない時が必ず来るんです。」「泣いて許しを乞う相手を貴方達本当に一刀両断で斬り捨てることが出来るか?と。大変厳しい選択です。朝鮮人であってもまだ子供です。この子供をでも生かしておいたらね、また同じ事を繰り返される。」という発言をしている。これに対し、安田浩一は、ジェノサイドを煽る発言まで行っているとしている。2012年7月には、大阪市生野区鶴橋で行動する保守系団体のデモの参加者らが、韓国の国旗を模した旗を集団で踏みつけ、その一部始終をインターネットに流す事件が発生した。2013年2月9日に東京都新宿区新大久保で実施された、行動する保守系の団体が主催した反韓デモでは、参加者に、「朝鮮人をガス室に送れ」というシュプレヒコールや「朝鮮人 首吊レ 毒飲メ 飛ビ降リロ」と書かれたプラカードを掲げる者が出た。別の日の新大久保のデモでは「朝鮮恥獣密集地帯」「韓国人女性=腐れ売春婦」など侮辱的なプラカードが掲げられた。2013年2月24日には、在特会らが大阪市生野区の鶴橋で行った街宣の中で女子中学生が登場し「まず日本人の人に聞きます。ここにいるチョンコが、憎くて憎くてたまらない人は何人いますかーっ!手ぇ挙げてくださーいっ!」「南京大虐殺ではなく『鶴橋大虐殺』を実行しますよ」などと叫んだ。この件に関しては、英国の大衆紙「デイリー・メール」や台湾の大手ニュースサイトの「東森新聞雲」など、海外でも報じられた。行動する保守系の団体が2013年3月に大阪市内で行った日韓国交断絶国民大行進というデモではコーラーが「"街中で韓国・朝鮮人を見かけたら、石を投げつけ、朝鮮人の女はレイプしてもいいんですよ! 我々がやられてきたことです。朝鮮人をぶち殺しましょう!" 」と叫んでいる。このことは日本では勿論、韓国国内でも報じられ、強い非難の声が上がった。2014年3月には、川崎駅構内で、対抗勢力からビラをたまたま受け取った、通りすがりの者を対抗勢力の関係者と勘違いし、その者を模造刀で切つけたとして、行動する保守系のデモに参加していた男が神奈川県警の公安2課に傷害容疑で逮捕されている。2014年4月には、行動する保守系団体が、東京都豊島区池袋でナチスを象徴するハーケンクロイツを掲げて、「ヒトラー総統の生誕125周年を祝う」「ナチス・ドイツも再評価すべきだ」とシュプレヒコールが起こるデモを主催している。2014年10月25日、在特会会員を含む5名が対立団体「憂国我道会」の会員2名に対する傷害容疑で逮捕された。警視庁公安部によると終戦記念日、カウンター勢力への抗議活動の後の打ち上げ後、偶然通りかかったと憂国我道会側と乱闘騒ぎになり、在特会会員を含む5名が男性2名の首を絞め怪我を負わせた容疑である。公安部の事情聴取に対し、在特会の同メンバーは羽交い締めにしたことは間違いないと思うが、ケガを負わすようなことはしていないとしている。同メンバーと桜井が立ち会うなかで事務所の家宅捜索が行われ、後に公安部は桜井からも事情を聴いた。また、在特会は在日中国人に対するヘイトスピーチを行っているとも指摘される。2012年10月には在特会らは「史上最大の反中デモ」と称して池袋でデモを行っているが、参加者の中には「ゴキブリシナ人を日本から叩き出せ」などと叫ぶ者もいた。デモ終了後に桜井誠らは「パトロール」と称して、華僑の商店の多い一角に向かって、そこで「日本が戦前大陸に行ったことが侵略なら、てめえらが日本にいること自体が侵略なんだよ!」と叫んでいる。2009年4月には、埼玉県蕨市では、在特会がフィリピン出身の不法入国者の家族に対して、その家族の娘が通う中学校前でデモ行進を行い「犯罪フィリピン人○○一家を叩き出せ」などと集団でシュプレヒコールをあげている。これに関してはデモの主催者側は「差別」ではないと主張するが、異論の声もある。公安調査庁は『内外情勢の回顧と展望(平成23年1月)』において、「排外的主張を掲げ執拗な糾弾活動を展開する右派系グループ」とするコラムにおいてこれらの動きを紹介している。ジャーナリストの安田浩一は「行動する保守」の排外的な運動スタイルを雑誌『G2』において批判している。それによれば「行動する保守」グループは街宣右翼に対して「国家を貶める集団」と批判しているが、こんどはそれらの街宣右翼は同グループに対して「下品」「品格がない」と批判の応酬を行っているとしている。からの批判も多い。統一戦線義勇軍の2代目議長・針谷大輔は「行動する保守」に対して、「日常生活のなかで物理的な衝突も経験していない」者が「ネット言論をそのまま現実社会に移行させただけの運動」との批判をしたとしている。同義勇軍の元構成員にして現憂国我道会会長の山口祐二郎は「人間をゴキブリ呼ばわりする」程度の運動に留まっていると評価したとされる。一方、徳島大学大学院准教授で社会学者の樋口直人によれば、在特会について、「右翼崩れからノウハウを、歴史修正主義から係争課題を、インターネットからネット右翼という動員ポテンシャルを得てきた。」とし、在特会など「行動する保守」の新しさは、インターネットへの依存度が極端に高く、組織されざるネット右翼を組織化したことであるなどと分析している。漫画家の小林よしのりは、安田の主張を支持して「行動する保守」は「陰謀論で、自分の差別感情を正当化しているだけ」であり、「弱者が人を差別する」という持論に基づき彼らを「小泉構造改革によって生まれた弱者の集まり」と評し、「レイシスト」「ならず者」とする表現を用いて厳しく批判している。朝日新聞は平成22年(2010年)5月の特集記事「扇動社会」において「反日マスゴミ」というインターネットで多用されるキーワードに注目し、「行動する保守」グループの扇動性を取り上げた。独立した記事が存在しない団体のHP他

出典:wikipedia

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