ギャレット・トーマス・ジョーンズ(Garrett Thomas Jones, 1981年6月21日 - )は、アメリカ合衆国・イリノイ州クック郡ハーベイ出身の読売ジャイアンツに所属するプロ野球選手(一塁手または外野手)。左投左打。読売ジャイアンツでの登録名は「ギャレット」。のMLBドラフトでアトランタ・ブレーブスから14巡目(全体444位)で指名され、プロ入り。5月21日に解雇された。2002年5月24日にミネソタ・ツインズと契約。5月15日のクリーブランド・インディアンス戦でメジャーデビューを果たし、同年メジャーで31試合に出場。はメジャーでプレーすることなくシーズンを終えた。2008年オフにピッツバーグ・パイレーツへ移籍した。はAAA級インディアナポリス・インディアンスで開幕を迎えたが、6月30日にエリック・ヒンスキーがニューヨーク・ヤンキースへトレード移籍に伴い、メジャー昇格を果たした。7月には新人選手としてリーグ最多の10本塁打・27打点を記録し、月間最優秀新人選手に選出された。また、7月に10本塁打はラルフ・カイナー()とドン・クレンデノン()に次いで球団史上3人目の快挙となった。82試合の出場で打率.293・21本塁打・44打点の成績でシーズンを終え、本塁打は新人選手として両リーグ最多。新人王の投票では7位に入った。は初めてレギュラーとして1シーズンをプレーした。打点こそほぼ倍増させたが、本塁打数は横ばいで、打率は大きく低下してしまった。も前年と似たような成績に終わった。オフにはヤンキースからA.J.バーネットの交換要員に含めることを要求されたが、パイレーツは放出を拒否した。は自己最多の27本塁打を放ち、4番打者として活躍した。、144試合に出場(4年連続での144試合以上に出場)。規定打席には届かず、安打も4年ぶりに100本を下回ったが(94安打)、打率.233・15本塁打・51打点という成績を記録し、長打力は健在だった。しかし、打率が低かったため出塁率が.300を下回った。オフの12月2日にFAとなった。2013年12月10日にマイアミ・マーリンズと2年総額775万ドルの契約を結んだ。12月19日にデビッド・フェルプス、マーティン・プラドとのトレードで、ネイサン・イオバルディ、ドミンゴ・ヘルマンと共にヤンキースへ移籍した。5月23日のテキサス・レンジャーズ戦では、投手として登板している。7月31日にダスティン・アクリーの加入に伴ってDFAとなったが、8月5日にそのアクリーの故障者リスト入りで25人枠に復帰。しかし12日に再びDFAとなり、20日に自由契約となる。2015年12月16日、読売ジャイアンツとの契約合意が発表された。巨人では通常外国人の登録名はファミリーネームとしているが、「ジョーンズ」を登録名とする選手はこれまでNPBに比較的多かったため、よりインパクトを与えるためにファーストネームの「ギャレット」を登録名とする方針となり、1月20日に正式に球団から発表された。はオープン戦では全試合で4番に座り、打率.283、2本塁打、7打点の成績を残した。3月25日、開幕戦の対東京ヤクルトスワローズ戦に「4番・一塁手」で先発出場し、巨人軍第85代4番打者となった。また、来日1年目の外国人選手が開幕戦で4番に座るのは巨人の球団史上初めてのことであった。開幕カード第3戦の3月27日には、8回裏に来日初本塁打となる逆転2ランを放つ。5月23日に二軍落ちしたが、6月10日に一軍に復帰。6月26日の対横浜DeNAベイスターズ戦では3打席連続本塁打を放ち、8月20日に20本塁打を記録した。巨人の外国人選手が来日1年目で20本塁打を記録したのは、1995年のシェーン・マック以来。9月22日には巨人の外国人選手では10年ぶりとなるサヨナラホームランを記録した。最終的に123試合に出場して規定打席にも到達、打率.258、24本塁打、68打点の成績を残した。巨人の左打ちの外国人野手の規定打席到達は1990年のウォーレン・クロマティ以来26年ぶりである。2013年にパイレーツの選手としては初となるPNCパーク場外のアレゲニー川に飛び込む本塁打を放った長打力が持ち味。内角に来た球を狙い打ちすることが多いが、長いリーチを生かして外角の球も長打にするプルヒッター。2015年までのメジャー通算の対右打率.265、OPS.803に対し、対左打率.194、OPS.571と左投手に極端に弱く、メジャー時代は対右投手の場合にスタメンで起用された。また、好不調の波が激しい。守備では主に右翼手、左翼手、一塁手で起用され、右翼守備ではメジャー通算のDRSとUZR共に平均を下回り、守備範囲は平均的だがミスが多い。一塁守備では捕球に難があり、メジャー通算のDRSとUZRで右翼守備以上に平均を大きく下回っている。他にもメジャー通算25試合だけ左翼手に就いたこともあり、2015年5月23日のテキサス・レンジャーズ戦では投手として登板した。ピッツバーグ・パイレーツでのニックネームは「G.I.ジョーンズ(G.I.Jones)」。人気玩具であるG.I.ジョー(G.I.Joe)をもじってつけられた。
出典:wikipedia
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