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新改訳聖書

新改訳聖書(しんかいやくせいしょ)は、日本聖書刊行会より発行された聖書で、原語(ヘブライ語、ギリシア語)からの日本語翻訳聖書のひとつ。旧約聖書と新約聖書の両方を含み、カトリック教会が第二正典と呼ぶ外典を含まない66巻の書からなる。1970年初版発行、1978年第2版発行、2003年に差別語等を見直した(例えば「らい病」をヘブライ語の原音に近い「ツァラアト」に変更した)第3版が刊行された。現在、全面的な改訂作業が行われており、『聖書 新改訳2017』として2017年9月に刊行予定である。新改訳聖書は新改訳聖書刊行会が翻訳、日本聖書刊行会が発行、いのちのことば社が発売する。日本聖書刊行会では、新改訳の特徴として、「聖書を『誤りなき神のみことば』と確信する42名の翻訳者による委員会訳」などとしている。また、新改訳聖書刊行会では、特徴として、「聖書を『誤りなき神のみことば』と告白する福音主義の立場に立つ委員会訳であること」、「特定の神学的立場に傾かないで、言語的に妥当であるかを尊重すること」などとする。日本聖書協会刊行の口語訳や新共同訳などと並んで、日本において多く用いられている代表的な訳である。1970年発行以来30年間で、1千万冊を超える新改訳聖書が頒布された。「新改訳」とは文語訳聖書の「改訳」に対する敬意から付けられた名前である。戦後、日本聖書協会より発行された口語訳聖書の翻訳方針が、やや自由主義神学的であったことから、福音派を中心に、神やキリストの権威を弱めているという不満が起こった。しばしば見られる「であろう」という表現は曖昧であるという批判や、またこのリベラルな傾向は当時発行された英語聖書の改訂標準訳聖書 (RSV) に追随するものだという批判もあった。そのため福音派の団体である日本プロテスタント聖書信仰同盟 (JPC) は代表を送り、説明と訂正を求めたが、当時の日本聖書協会総主事都田恒太郎は応じなかった。この経緯から聖書信仰に立つ聖書学者の翻訳になる新改訳聖書が発行された。1961年11月21日、新改訳聖書の翻訳のために、福音的な諸教派の協力を要請して、新改訳聖書刊行協力会が28名によって形成された。1962年K.マクビティ、堀川勇らによって、新改訳聖書刊行会が組織された。1962年から翻訳作業が開始され、1965年に新約聖書が、1970年に旧約聖書が出版された。新約の翻訳主事は松尾武で、旧約の翻訳主任は名尾耕作、編集主事は舟喜順一であった。発行に際して新アメリカ標準訳聖書(NASB)を発行する米国ロックマン財団(The Lockman Foundation)の財政的支援を受け、翻訳方針もNASBを踏襲するものであった。ロックマン財団の献金額は総必要額の46%におよび、献金は1966年8月まで行われた。発刊後、ロックマン財団と新改訳聖書刊行会の間で著作権上の争議が発生した。ロックマン財団は自身に著作権があると主張し、また実際に「(c)Lockman1963, 1965, 1968, 1970」という表記が1987年まで続けられていた。裁判は1996年に和解が成立し、日本側がロックマン財団に多額の和解金を支払い、和解金支払い完了まではTEAM(宗教法人ゼ・エバンゼリカル・アライアンス・ミッション(日本同盟基督教団))が、2003年以降2007年末まではいのちのことば社が著作権を持ち、新改訳聖書刊行会が著作者人格権を持つことが確認された。ちなみに、2016年時点では、1965年に発行の新約聖書初版については、著作権が切れている。新約聖書 詩篇・箴言付もあり。

出典:wikipedia

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