怪盗ロワイヤル(かいとうロワイヤル)は、携帯電話及びスマートフォン専用のオンラインゲーム。ここでは、かつてYahoo!モバゲーにて提供されていたパソコン版ゲーム「怪盗ロワイヤル-zero-」、またそれらを原作とした漫画やテレビドラマ等のメディアミックス作品についても記述する。株式会社DeNAが運営・提供する、Mobage(旧称・モバゲータウン)・mixiアプリのコンテンツの一つ。ゲームデザインは、大塚剛司。キャラクターデザインは、イラストレーターのワカマツカオリ。また2010年10月7日から2014年9月30日の間、Yahoo!モバゲーにて「怪盗ロワイヤル-zero-」が提供されていた(β版は2010年9月21日オープン)。携帯版に対して、各ステージのボス・肩書きが変更されており、携帯版にはないサウンド(BGM・効果音)・グラフィックにより臨場感のあるゲームが特徴であった。DeNAの海外展開の一環としては、facebookにて「Bandit Nation」の名称で2010年5月12日よりサービスしていたが、不振のため2011年8月31日にサービスを終了している。ユーザーは怪盗団のリーダーとなり、ミッションを実行してお金($)を稼ぎ、他のユーザーにバトルを仕掛けてお宝を盗む。時には他のユーザーと仲間になり、アイテム(武器・防具・乗り物)やお宝をプレゼントし合い、協力プレイをする。最終的には、世界中のお宝を集めてコンプリートを目指す。世界中のお宝を集めて行く為に、ミッション・バトルを中心に、他の怪盗と交流しながらゲームを進めていく。ミッションの多くは、義賊が行うような「悪ではあるが大衆からは支持される行為」となっている。またボスキャラクターも時代劇に登場するようなステレオタイプの悪役として描かれる。ミッションはいずれも三段階に分かれ、それぞれ見習い○○、○○、マスター○○、レジェンド○○とボスを倒すごとに称号が変わる。また、アメリカステージ以降は○○ビギナー、○○ミドラー、○○マスターとなる。「○○」にはミッション名が入る。シリーズ毎に5 - 7種類存在し、ミッション、またはバトル・プレゼントで相手から手に入れる。ストーリーのお宝はコンプするとアバターアイテム(モバゲー版)・通常より強いスペシャルアイテム(mixi版・ZERO)を獲得する。イベントお宝はコンプでスペシャルアイテム・ボス戦が弱体化するアイテムなどが手に入る。一部イベントアイテムは1回コンプすると次のシリーズが出現する段階制、コンプが不可能ですべて集めても特典なしのもの、複数回コンプ可能で1回コンプごとにご褒美獲得となるものの場合がある。2010年1月16日に課金アイテムの「リミット金庫」、2010年1月18日に「時限金庫」の販売が中止された。理由の公表はされていない。通常のワナは1個につき1回のみの防御だが、これらの金庫は一定回数・一定時間内ならばお宝を盗られるのをほぼ完璧に阻止でき、バトルをしかけて敗れたプレイヤーは勿論の事、応援に駆けつけた仲間プレイヤーも金庫の反撃を食らい高額の所持金を盗られ、泣き寝入りの状態になってしまっていた。通常のワナ防御に対する策も通じず、金庫所持プレイヤーのみがお宝をコンプリートしやすくなってしまう事態が起こっていた。現在は金庫を新しく課金で入手することはできなくなったが、既に所持している金庫は引き続き使用できる。ただし最近のイベントにおいてはレギュレーションにより使用できなくなっている。また、オンラインゲームに付き物のプレイヤー間のトラブルもあり、アイテムと武器をプレイヤー間で交換する際、武器もしくはアイテムを提供してくれたプレイヤーにトレード条件の武器・アイテムを渡さず、Mobageの機能・設定のひとつである「ブラックリスト」機能を使いアクセスを拒否し、一方的にアイテムを奪う詐欺的行為によるトラブルが起きている。さらに、同じくMobageの機能・設定のひとつである「リンク」機能を使い、怪盗ロワイヤルの公式サークルや、一般サークル、日記や伝言板、おたけびに貼り付け、強制バトルや特定のアイテムが異常に増加する、または一定数に減少するというバグなどの不正リンクのトラブルも多発している。怪盗ロワイヤル内にも「トラブルにご注意下さい」と書かれているページが存在する。また、納金のしやすさ(ゲーム内で使用するモバコインの購入代金を携帯料金と一緒に引き落とすことができる。また、クレジットカードでの引き落としも可能)も問題となっており、気軽にプレーしていった結果、何万・何十万といった料金が請求されるという事態も発生している。特に、子どもが親の契約でプレーしている場合、親が内容を把握しておらず子どもが知らず知らずの間に使っているということもあり、問題となっている。怪盗ロワイヤルのゲーム構造は、手下を使いミッションをクリアし経験値や資金を稼ぐ、プレイヤーとバトルをし資金やアイテムを奪う、という2つの軸で成り立っているが、これはFacebookなどで提供されているMob Wars、Mafia Wars、Twitterアカウントなどで利用できるSNSゲームモブストライクと同様のものである。また、この怪盗ロワイヤルの「手下を使いミッションをクリア」「プレイヤーとバトル」というフォーマットを利用し、アレンジしたビストランテ、キングダムクエストなどのゲームがモバゲー内に存在し、雛型のように利用されている。具体的には、ビストランテは手下ではなく店員を使い、作った料理を客に出して資金を稼ぐ、キングダムクエストは手下ではなくスタミナを使ってミッションをこなし、闘技場でプレイヤーとバトルし勝ったほうが資金を奪う、という風な形である。また、キングダムクエストの場合、不動産にあたるもの(道具屋や武器屋)を所有することで一定時間ごとに収入を得ることが出来るというシステムがあるが、これはモブストライクの不動産収入システムと同じである。GREEで提供されている「探検ドリランド」等も同様のシステムを利用している。2010年4月20日から怪盗ロワイヤルのシステムをベースに新システムを追加した「戦国ロワイヤル」が、2011年5月11日にはロワイヤルシリーズ三作目となる帝国ロワイヤルがスタートした。なお帝国ロワイヤルは2013年7月5日にサービスを終了している。2011年6月、『週刊ヤングジャンプ』と『Cookie』で、『怪盗ロワイヤル』の漫画版が連載された。2011年2月、『E★エブリスタ』から配信、集英社から小説版が刊行された。2010年9月~10月にかけてE★エブリスタで開催した怪盗ロワイヤル小説大賞の公募作の中から最もユーザーに選ばれ優秀賞を受賞したオリジナルストーリー。今後も順次開催を予定している。2011年10月28日より12月23日までTBSの『フライデードラマNEO』枠でテレビドラマ化。主役は松坂桃李。ドラマの開始に先駆けて、開始前週にあたる2011年10月21日の25:05 - 25:35枠に、番組宣伝を兼ねた「怪盗ロワイヤル#0」(エピソードゼロ)を生放送、その進行役はTBSアナウンサーの高野貴裕が務め、松坂・大政・福士も生出演した。また、番組内で表示される4桁のパスワードを入力するとその回のターゲットとなったお宝をアイテムとして入手できるなどのゲームとの提携も行われた。最終回は30分拡大の1時間スペシャルとして放送。TBSオンデマンドでは前後編として配信。TBSでは当日放送されたスペシャルドラマ『帰郷』が放送されるのに伴い、25分遅延の24:45からの放送となった。第1話第2話第3話第4話第5話第6話第7話第8 - 最終話最終話
出典:wikipedia
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