『極限脱出 9時間9人9の扉』(きょくげんだっしゅつ くじかんくにんきゅうのとびら)は、スパイクより2009年12月10日に発売されたニンテンドーDS用ゲームソフト。2013年5月29日にスパイク・チュンソフトよりiOS移植版『9時間9人9の扉 Smart Sound Novel』(iPad第3世代以降およびiPad mini向けは『9時間9人9の扉 HD Smart Sound Novel』)が発売された。本作の続編である『極限脱出ADV 善人シボウデス』『ZERO ESCAPE 刻のジレンマ』が存在する。基本的にアドベンチャーゲームとして進行し、そこに多数の脱出ゲームが挿入される形となっている。ゲーム中には1〜9の扉の先にいくつもの扉が存在し、その先にそれぞれ異なった脱出ゲームが用意されている。脱出ゲーム内ではタッチペンで操作を行なう。謎を解き、脱出に成功すればストーリーが進行する。脱出失敗によるゲームオーバーは存在しないが、バッドエンドはいくつか存在する。ストーリー上、一回のプレイで全ての脱出ゲームを回る事は出来ず、この扉の選択が物語やエンディングを分岐する事もある。データ引継ぎにおける周回プレイを目的としているのか一度のクリアでは真相に辿り着けず、最低でも二週する必要がある。また、本作のシナリオ、ディレクションを担当した打越鋼太郎が嘗て手掛けた『infinity』シリーズの特徴であった「シナリオに施された仕掛け」に近いものがストーリーに盛り込まれており、ただ脱出ゲームをクリアするだけではなく、この謎を解く事も重要な要素となっている。『善人シボウデス』の発売を記念して2012年2月2日から3月6日まで、ニコニコ動画のプレミアム会員限定で本作がニコニコアプリとして無料公開されていた。セーブデータが3つまでとなり、既読文のオートスキップ、クリアした脱出パートのスキップが可能になっている。ただし脱出パートスキップに関して、フラグ管理ミスにより本来のルートに進むことができない不具合が存在した。またある場面におけるDS独自の機能を利用した演出がそのまま再現されているため、その場面では快適なプレイが困難となっていた。シナリオの特徴として、主目的は船からの脱出及び犯人探しだが、室内を調査していると仲間から思わぬ話を振られ、オカルトや都市伝説と呼ばれるものを数多く聞く事ができる。淳平が目を覚ますと、そこは客船の一室だった。おぼろげな記憶をたどってみると、自宅で「ガスマスクの男」によって眠らされてしまったことを思い出す。部屋を脱出すると、そこには淳平のほかに8人の男女が連れてこられていた。そこに響き渡る「ゼロ」を名乗る者からのアナウンス。「このゲームはノナリーゲーム。制限時間は9時間。9の扉を開けて船から脱出せよ……」敵に本名を知られて弱みを握られない為に主人公以外はコードネームで呼び合う事になっている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。