ルートヴィヒ1世（Ludwig I., 1173年12月23日 - 1231年9月15日）は、バイエルン公（在位：1183年 - 1231年）、ライン宮中伯（在位：1214年 - 1231年）。オットー1世の子。領土拡大を目指す一方、ランツフート、シュトラウビング、ランダウ・アン・デア・イーザル等多くの都市と城を建設した。神聖ローマ皇帝を巡る内戦では初めオットー4世を支持していたが、後にフリードリヒ2世に寝返った。1214年にはライン宮中伯ハインリヒ6世（ハインリヒ獅子公の孫）が死去した後の相続を許された。後に息子のオットー2世がハインリヒ6世の妹アグネスと結婚、ライン宮中伯はバイエルン公と並んでヴィッテルスバッハ家の世襲になっていった。1221年、第5回十字軍に参加したが、失敗し捕虜になった（後に釈放）。1225年、フリードリヒ2世の嫡男ハインリヒ7世の後見役に任命されたが、1231年、ケルハイムで殺害された。バイエルン公領とライン宮中伯領はボヘミア公ベドジフの娘ルドミラ（1170年 - 1240年）との間の一人息子オットー2世が継承した。

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