大阪府立千里青雲高等学校(おおさかふりつ せんりせいうんこうとうがっこう)は、大阪府豊中市新千里南町一丁目に所在する公立の高等学校。総合学科の高等学校である。従来の大阪府立東豊中高等学校と大阪府立少路高等学校を統合し、東豊中高等学校の敷地を引き継いで2007年に開校した。校歌の作詞は、推理小説作家・有栖川有栖が手がけている。総合学科を設置し、学科内に「教育系列」「健康系列」「国際系列」「科学系列」「文化系列」の5つの系列を設置している。系列は関連性の強い教科・科目をまとめたもので、生徒は系列にとらわれずに自由に科目を選択できる。「教育系列」は日本の総合学科高校では初めて設置されたもので、2008年時点では日本唯一でもある。教育系列では、教育学、心理学、保育に関する科目や、小中学校・幼稚園へのインターンシップ科目、芸術に関する科目が開講されている。2010年には、大阪府立たまがわ高等支援学校の「共生推進教室」が併設された(2013年に大阪府立とりかい高等支援学校へ移管)。前身の大阪府立東豊中高等学校は1971年、71番目の大阪府立高等学校として開校した。そのため、校章も数字の71を意匠した形となっていた。1983年には、138番目の大阪府立高等学校として大阪府立少路高等学校が開校した。東豊中・少路の両校とも、全日制普通科を設置していた。大阪府教育委員会の「府立高等学校特色づくり・再編整備計画(全体計画) 平成17年度(第3年次)実施対象校」により、従来の大阪府立東豊中高等学校と大阪府立少路高等学校の統廃合で「豊中地域新高校」(仮称)を設置する構想が、2005年に大阪府教育委員会から打ち出された。大阪府教育委員会内に設置されたプロジェクトチームで学校の詳細を論議したのち、2006年9月の大阪府教育委員会会議で校名を「大阪府立千里青雲高等学校」とすることを発表した。同年12月15日の大阪府議会での「大阪府立高等学校等条例の一部を改正する条例」可決を経て、大阪府立千里青雲高等学校の設置が正式に決定した。なお、閉校後に全面解体された大阪府立少路高等学校の跡地には、2013年にマンションが建設された。その敷地内の公園には、校名板を用いて設置された記念碑が存在する。
出典:wikipedia
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