恵庭・東宝シネマ8(えにわ・とうほうシネマエイト、2000年7月8日 - 2015年5月31日閉館)は、北海道恵庭市に所在した日本のシネマコンプレックス(映画館)。東宝グループの北海道東宝株式会社が経営・運営した最初で最後のシネコンであり、最後まで残った北海道東宝直営の映画館である。当初はブレスガーデン・東宝シネマ8の名称で開業したが、程なくして現在の名称に定着した。1996年2月25日、漁町にあった「恵庭舘」が閉館して以来、恵庭市内には映画館が一軒もなかった。当館は恵庭舘閉館から4年5か月ぶりに誕生した映画館として、2000年7月8日に開業。開館番組として、トム・クルーズ主演の『』などが上映され、翌2001年には宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』が大ヒット。東宝の邦画・洋画に限らず、松竹や東映の配給作品やアート系の一部作品も少なからず上映していた。また、子供向けアニメ映画が封切られる前後には、その作品のキャラクターの着ぐるみが登場する撮影会が主に土曜・日曜・祝日の午前と午後に行われることがあった。2010年には3Dデジタルシネマを一部スクリーンに導入。さらに隣接する千歳市に競合館「じゃがポックルシアター」がオープンした2011年7月に全スクリーンを完全デジタル化した。2015年2月17日、北海道東宝は同年5月31日をもってシネマ8を閉館することを発表。閉館記念の特別興行は行われず、同月9日封切の『脳内ポイズンベリー』を最終上映作として15年の歴史に幕を閉じた。隣接していたトライアル恵庭店(旧:カウボーイ恵庭店)も当館閉館から1ヵ月後の同年7月5日に閉店しており、跡地再開発については現時点で未定である。最後までTOHOシネマズチェーンに吸収合併されず閉館したため、シネマイレージやvitなどのサービスは導入されなかった。
出典:wikipedia
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