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シマイシガニ

シマイシガニ(縞石蟹・学名"Charybdis feriata")は、エビ目カニ下目ワタリガニ科に分類されるカニ。肉が美味で、食用とされる。地方名としてトラガニ(虎蟹。静岡県、大分県、宮崎県など)、ゴトウガニ(鹿児島県)、キリストガニ(沖縄県)などがある。ガザミなどとの混称でワタリガニと呼ばれることもある。中国語では標準名の「銹斑蟳」の他に、「斑紋蟳」があり、地方名に「花蟹」、「花蟳」、「花斑蟳」、「花紅蟹」、「花蓋蟹」、「紅蟹」、「十字蟳」、「十字蟹」、「藍白蟹」、「石蟳仔」、「火燒公」、「花蠘仔」などがある。これらの内、「蟳」や「蠘」の字はワタリガニ類を意味する。英語では、cross crab、cross-marked crab、Christ crabなどの俗称がある。甲幅は11-15cmほどで、甲幅が20cmを超える大型の個体もいる。甲羅は六角形で、ガザミほど横に長くない。甲羅の前縁に左右各6つの棘があり、太くがっちりした鋏脚にも棘がある。第5脚は遊泳脚になっており、海中をすばやく泳ぐことができる。体色にはやや個体差もあるが、薄い紅色から褐色で、甲羅と鋏脚に黒から藍色または暗褐色の複雑な縞模様がある。他の脚には黄色から白の斑点模様がある。甲羅の中央に十字架状の紅い地色の部分がある。このため、キリストガニや中国語の「十字蟹」という地方名がある。成長段階では縞模様は鮮明ではない。黒から藍色または暗褐色の部分は、茹でたり蒸したりすると鮮やかな朱色に変わる。日本の相模湾以南、中国周辺の黄海、東シナ海、南シナ海、東南アジア、オーストラリア、インド洋、タンザニア、マダガスカルなどアフリカ大陸東海岸、南アフリカまでの、水深10~50m程度の浅い沙泥質の海や河口の潮間帯に分布する。香港を含む広東省では珍重され、南シナ海や台湾周辺で漁獲や養殖が盛んに行われている。海藻なども食べるが、食性は肉食性が強く、小魚、ゴカイ類、貝類など、いろいろな小動物を捕食する。石の陰や砂に隠れて、餌を待つ。敵に襲われた時は鋏脚を大きく振り上げて威嚇するが、鋏脚や脚を掴まれた時は自切して逃げる。性質は荒く、鋏で相手を挟むと放してくれず、大怪我をする怖れがある。養殖ではバキュロウイルス科の白点病ウイルス(white spot baculovirus)による被害が報告されている。特に肉がガザミなどより美味として食用とされる。静岡県や宮崎県では珍重され、高価である。中国広東省、福建省、香港、台湾などでも、美味な食材として扱われる。養殖はまだできない。香港等の高級店では1杯数千円の料理となることもある。欧米のキリスト教徒からは、甲羅に十字架模様があるため、食用とすることは敬遠されている。旬は冬から春である。甲羅は簡単に剥がせるが、はさみなどは噛み割ろうとしてもなかなか割れないため、包丁で切ったり、小槌で叩き割ったりして出されることが多い。店によっては調理前に殻を割るのもあるが、旨みが逃げるのでよくない。みそは美味しくなく、肉を食べる。台湾でみそが美味しいのは紅蟳(マングローブ蟹)や石蟹で、卵が美味しいのは紅蟳である。紅蟳のうち抱卵していないのを処女蟳と言って、肉やみそを食べる。紅蟳は台湾ではほとんどが養殖である。

出典:wikipedia

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