小沼川(こぬまがわ)は、北海道札幌市白石区にかつて存在した石狩川水系月寒川支流の河川である。白石区内の札幌東高等学校付近にあった泉に源を発し、国道12号をくぐり、豊平川と望月寒川の間を北東方向へ平行に流れる。最終的に、逆川(旧月寒川)に合流する。札幌市は豊平川が形成した広大な扇状地の上に築かれた街である。昭和初期までは扇状地の末端に当たる海抜20m付近にいくつもの湧水池が存在していた。アイヌ語で「メム」と呼ばれるこれらの泉は大半が西岸の中央区にあり、サクシュコトニ川、セロンペツ川といった小川の水源となっていたが、昭和以降の都市開発で次々と涸れ、川も姿を消した。小沼川の水源だった泉「トイシカラメム」は、東岸の白石区側にある数少ない泉だったが、やはり現在では枯渇している。水が失われた現在の小沼川は大半が埋め立てられて遊歩道となり、函館本線に架けられた鉄橋で川の名残をうかがうのみである。
出典:wikipedia
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