竹内 択(たけうち たく 1987年5月20日 - )は日本のスキージャンプ選手。オリンピック2大会(2010年バンクーバー、2014年ソチ)日本代表。2013年ノルディックスキー世界選手権混合団体戦金メダリスト、ソチオリンピック男子団体銅メダリスト。長野県飯山市出身。長野県飯山市立飯山第一中学校を卒業後、2003年からフィンランドに単身留学しフィンランド語を学びながら職業学校に通いつつフィンランド人コーチの指導を受け、日本へ帰国後の2006年から北野建設に所属している。2007-08シーズンよりスキージャンプ・ワールドカップに本格参戦し、2月2日の札幌大倉山大会で8位、翌日は9位と2戦連続一桁順位を記録するなどシーズン総合成績で日本人トップとなる28位になった。2010年バンクーバーオリンピック直前の国内大会ではライバルの湯本史寿より成績は振るわなかったがスキージャンプ・ワールドカップでの実績からオリンピック代表に選ばれた。2011-12シーズンはサマーグランプリで2度の3位を含む総合6位に入り飛躍の兆しを見せる。ワールドカップでは、年末年始のスキージャンプ週間に入るとともに調子を上げ、1月1日のガルミッシュ=パルテンキルヒェン大会(ドイツ)で4位入賞、4日のインスブルック大会(オーストリア)において3位入賞と、初めてワールドカップの表彰台に登った。シーズン個人総合成績でも自己最高の13位となる。2012-13シーズンはサマーグランプリのアルマトイ大会で優勝。ワールドカップでも開幕からシングルを度々記録するなど好調で、2月13日にドイツのクリンゲンタールで開催されたワールドカップで自己最高の2位。同月、ヴァル・ディ・フィエンメ(イタリア)で開催された世界選手権ではノーマルヒルで7位入賞。続いて伊藤有希、高梨沙羅、伊東大貴とともに出場した男女混合団体ノーマルヒルで4番手を務め、飛距離は1本目100.5m、2本目101.5mと2本ともグループ内で最長不倒、得点も男子選手の中で最高点を出す活躍で日本を優勝に導いた。ソチオリンピックのシーズンとなった2013-14シーズンは、ワールドカップ開幕から欧州を転戦して個人戦で4戦連続一桁順位、その内第3戦リレハンメル大会で2位になるなど好調だったが、12月末に体調を崩し、2014年1月4日のスキージャンプ週間第3戦インスブルック大会に出場した後、緊急帰国して一時入院したが、懸命な治療を受けて退院し、1月下旬のワールドカップ札幌大会で戦線に復帰した。ソチオリンピックでは個人ノーマルヒル24位、個人ラージヒル13位となり、2月17日に清水礼留飛、伊東大貴、葛西紀明とともに出場したラージヒル団体戦では二番手を務め、追い風が吹く中1本目は127m、2本目は130mとまとめて、銅メダル獲得に貢献した。競技終了後の記者会見にて自らが好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(チャーグ・ストラウス症候群)に罹患しており、闘病中であることを公表した。2014-15シーズンは、サマージャンプグランプリのアルマトイ大会で2年ぶりの優勝。総合でも3位に入った。ワールドカップの開幕戦は13位。その後何度も10位台は記録したものの、なかなかトップ10に入れなかったが、2月14日のビケルスン大会でシーズン初めて9位となる。21日にファールンで行われた世界選手権ノーマルヒル個人では日本勢最高の5位入賞。W杯は3月10日のクオピオ大会5位が最高。2015-16シーズンは1月30日の札幌大会で8位。シーズン後半になって調子をあげ、得意のノーマルヒルで行われた2月21日ラハティ大会で3位に入り、2シーズンぶりに表彰台を獲得。次戦より3戦連続でトップ10入り。弟の竹内寿もスキージャンプ選手であり、現在はホリプロ所属の俳優である。
出典:wikipedia
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