神戸の花街（こうべのかがい／はなまち）では、神戸市に存在した花街、また遊廓について述べる。　神戸の前身、兵庫は瀬戸内海の港町として栄え、随時して遊廓も誕生した。日本髪の一種である「兵庫髷」の発祥の地である。　”佐比江町”参照。1945年3月16日の米軍の大空襲により福原等の遊廓が廃燼と化したため、1945年5月頃から福原新川(敏馬を含む)業者50余軒が長田区二葉町5丁目の花街に遊廓を移転開業した。業者は移転後数年間は､当時の繁華街大正筋・六間道に近いこともあり相当栄えたが､地元の産業の経済的変動も手伝ってか､一時300名を数えた従業婦も1957年4月には業者40軒程度に減少し、1958年3月中旬業者は解散した。

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