


『モーターファン別冊 ニューモデル速報』(モーターファンべっさつ ニューモデルそくほう)は、1981年に創刊された、日本の三栄書房が発行する自動車雑誌。毎号「新型XXXのすべて」という名を冠し、基本は日本国内のメーカーから発売される新型車を解説する。後から追加された「インポートシリーズ」では日本に輸入される輸入車を扱っている。新型車が発売された後に発行されるため発行は不定期であり、発売・モデルチェンジが行われた全ての車種について発行されているわけではない。以前『モーターファン』誌の編集部に在籍していた自動車ジャーナリストの星島浩は、内容が総合化してきた各種自動車雑誌に対して新型車の情報のみを読者に伝える雑誌の企画を立て『モーターファン』誌の発行元である三栄書房に持ち込んだ。記事の執筆は、デザイン関連を同じ発行元の『CAR STYLING』誌の藤本彰、開発ストーリーを武蔵工業大学教授の大久保敦彦、海外関連をモータージャーナリストの山口京一が担当することとなった。最初の2号は『モーターファン』誌の臨時増刊号としての発行であったが、第3号からは別冊となり、『モーターファン』誌が休刊となった後も「モーターファン別冊」の誌名はそのまま本誌の発行は続いている。冊を重ねるにつれ記事の執筆陣も『モーターファン』誌の読者投稿論文から選ばれた千葉匠(デザイン)、飛鳥学(メカニズム)、河村康彦らが加わり記事内容の充実が図られていった。創刊から1990年代中盤までは自動車評論家の福野礼一郎が「使い勝手チェック」やコラム記事の執筆を行っていた(第95弾までは「福野礼」のペンネームで寄稿)ほか、吉田由美は「使い勝手チェック」で長期間モデルを担当していた。編集長は、神部昭男、丸山野俊一、松永大演、永田元輔、森本太郎と引き継がれ現在は長野達郎。大まかな記事構成は以下の通り。この他、車種によっては冒頭2ページや最終ページ(縮小版カタログの手前)で記者向け発表会のレポートが掲載される。正式なシリーズ名称は『ニューモデル速報 インポート』。Vol.10までは『ニューモデル速報 インポーテッドシリーズ』と呼ばれていた。それまで同様の企画で輸入車を扱った雑誌が『モーターファン別冊』としても発刊されていたが、2007年からシリーズ化された。「ニューモデル速報」とは異なるが、「XXXのすべて」の名を冠した同様の紙面構成で特定の車種を解説した『モーターファン』誌の別冊や、輸入車・軽自動車・コンパクトカー・ミニバンなどの括りで複数車種を紹介する「統括シリーズ」、各地で開催されるモーターショーを紹介した「モーターショー速報」も存在する。1車種の数代分をまとめたものが『モーターファン別冊 歴代シリーズ』としてシリーズ化されている。同一車型、セグメントをまとめたものが『モーターファン別冊 統括シリーズ』としてシリーズ化されている。各地で開催されるモーターショーを紹介するシリーズ。
出典:wikipedia
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