ハリス・セフェロヴィッチ（Haris Seferović, 1992年2月22日 - ）は、スイスのサッカー選手。ユーゴスラビア出身で、ボスニア・ヘルツェゴビナにルーツを持つ。アイントラハト・フランクフルト所属。ポジションはフォワード。4歳からサッカーを始め、6歳で地元のFCスルゼーに所属する。2004年、11歳のときにスイス1部リーグに所属するFCルツェルンの下部組織に入る。2008年からグラスホッパーの下部組織に所属し、2009年4月26日にリーグ戦の対ヌーシャテル・ザマックス戦でプロ公式戦にデビューする。2009年11月には17歳でトップチームに昇格、計3試合に出場した。2010年1月29日にはACFフィオレンティーナへ移籍することが発表された。2013年7月、レアル・ソシエダへ移籍。契約期間は4年。2007年からU-15、U-16、U-17、U-18と各アンダー世代のスイス代表にてプレーする。2009年10月24日から11月15日まで行われた2009 FIFA U-17ワールドカップのスイス代表メンバーに選出される。同大会の決勝戦である対ナイジェリア戦において唯一の決勝点あげ、チームを文字通り優勝へと導いた。大会では得点王にもなっている（出場6試合中5得点）。2009年12月29日にはU-19のボスニア・ヘルツェゴビナ代表の招集を受ける。2013年2月6日の親善試合ギリシャ戦においてスイス代表に初招集され、途中出場でデビューを飾る。続く3月23日のワールドカップ予選キプロス戦では招集2試合目にして初先発出場を果たした。同年6月8日のワールドカップ予選キプロス戦で代表初得点となる決勝ゴールを記録。2014年6月15日のワールドカップ、グループリーグ初戦のエクアドル戦では途中出場し、後半ロスタイムに決勝ゴールを挙げた。両親の出身はユーゴスラビアから独立する直前のボスニア・ヘルツェゴビナであるが、本人はスイスのルツェルン州スルゼーで育ち、アンダー世代の代表はスイス代表を選択した。2009 FIFA U-17ワールドカップの優勝メンバーであり、同大会の得点王である。2009年の1月にはスイスの最優秀若手賞を受賞している。各アンダー世代のスイス代表で活躍したが、本人はボスニア・ヘルツェゴビナのメディアに対して「将来、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表でプレーすることが夢だ。」と語っており、2009年12月29日にはU-19のボスニア・ヘルツェゴビナ代表の招集を受けていたが、2013年にスイス代表に招集されA代表デビューを飾った。

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