タガノマイバッハ ("Tagano My Bach") とは、日本で生産された元競走馬で現在は種牡馬である。大阪杯、中京記念を制した。1999年のセレクトセールで6300万円（消費税込み）で購買されている。2001年10月7日の2歳新馬で藤田伸二を鞍上にデビュー。2着馬に4馬身差をつけて勝利。続く500万特別でも2着に入るが、東京スポーツ杯2歳ステークス、中京2歳ステークスは二桁着順に敗れる。1月に2戦、2月に1戦するが、3、4、3着に敗れ休養。9か月休んだあとの500万下を勝利する。しかし、1000万下では2戦して勝てず。初戦に2着に入ると、続く1000万条件、1600万条件を連勝。中京記念では中央競馬に移籍したばかりの安藤勝己騎手を鞍上に迎える。レースは逃げてブリリアントロードらの追撃を凌ぎ勝利、3連勝で重賞勝利を挙げた。さらに続く大阪杯では今度は逃げるマグナーテンの2番手につけて直線競り落として4連勝で重賞2連勝を飾るが、春の天皇賞では同じように積極策から第4コーナーで先頭に並びかけるも伸びを欠き、8着に敗れた。そして、その後休養に入る。2004年、中山金杯で復帰するも12着。続く日経新春杯でも14着。京都記念では3着に入るものの、中京記念では12着となり、以後は屈腱炎で1年9か月の休養を余儀なくされる。復帰予定のファイナルステークスを競走除外となり、翌2006年の平安ステークスで復帰するが16着。この年はサマー2000シリーズに挑戦したもののいずれも掲示板（5着以内）を外れ、そのまま引退となった。引退後は新冠町の新冠タガノファームで種牡馬となる。2007年は10頭に種付けされ、8頭が血統登録されているが、以後は種付け頭数が1頭、3頭、3頭と苦戦していた。2013年11月に死亡した。半兄に青葉賞勝ち、菊花賞4着のトキオエクセレントがいる。

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