伏木駅(ふしきえき)は、富山県高岡市伏木古国府にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)氷見線の駅である。かつては駅のすぐそばに伏木港駅があった。島式ホーム1面2線を持ち、列車交換が可能な地上駅。駅舎は下り線側にあり、駅舎とホームは跨線橋で連絡している。北陸広域鉄道部が管理し、伏木観光推進センターJR部会が窓口業務を受託する簡易委託駅であるが、みどりの窓口や自動券売機がある。駅構内の南端から、東に向かって分岐する側線があり、その先は貨物列車用の操車場となっている。※案内上、のりば番号は設定されていない(のりば番号標はなく、駅掲示時刻表にも番号記載はされていない)。JR貨物の駅は、専用線発着のコンテナ貨物、車扱貨物の取扱駅となっている。上記の操車場から、本線東側に沿って南進、日本製紙伏木工場へ至る専用鉄道がある。この線路は工場からのコンテナによる紙製品の出荷に使用されていた。またこの路線から、東亞合成高岡工場へ至る専用鉄道が分岐しており、タンクコンテナによる化学薬品の出入荷に使用されていた。いずれも日本製紙伏木工場閉鎖に伴い、2008年(平成20年)10月以降は列車の運行はなくなっているが、同敷地を取得した富山県に本社を置く豊富産業グループの日本車両リサイクルが2012年8月に操業開始予定とする鉄道車両・船舶・大型バスなどの解体施設への搬入経路として、この線路を利用する構想がある。また、当駅より300メートルの伏木内港に横付けし、更にそこから600メートル延伸して伏木外港万葉埠頭に鉄路を接続して、当該港湾の貨物運輸に便宜を供する構想も発表されている。このほか、かつては港に面する油槽所群へ至る専用線があった。2010年8月現在、同専用鉄道側線にはジェイアール貨物・北陸ロジスティクスが保管し修復を待っている茨城交通ケキ102型ディーゼル機関車や静岡鉄道清水市内線モハ65型電車など数両が留置されている。また、戦前より一畑電車において運用されていたト60及びト61、蒲原鉄道が保有していたト2及びワ12の計4輌の木製貨車も保管されている。「昭和60年版私有貨車番号表」『トワイライトゾーンMANUAL13』ネコ・パブリッシング、2004年「富山県統計年鑑」「高岡市統計書」によると、1日平均乗車人員は以下の通りである。
出典:wikipedia
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