舞洲ベースボールスタジアム(まいしま-)は、大阪府大阪市此花区の舞洲スポーツアイランド内にある野球場。施設は大阪市が所有し、ミズノグループ(美津濃、南海ビルサービス、日本パナユーズ、ホビーライフによる共同企業体)が指定管理者として運営管理を行っている。1996年完成。プロ・アマのトーナメントや少年野球の試合などに使われる。2008年のオリンピック招致が実現した暁には、野球競技の会場として用いられる予定であった。グラウンドは天然芝で整備されており、ナイター設備や電光掲示板、アナウンス設備、ベンチ裏にはシャワーや長い鏡、ブルペンなどがある。プレイグラウンドは中堅122m、両翼100mの広さを誇り、公認野球規則で定められた現代のプロ用野球場の基準をクリアし、かつ努力義務もおおむね達成する規模を備えた、極めて近代的な球場である。海に近いため、常に海風が吹く立地にあるほか、スタンドには一切屋根がないなど、観覧者にとっては必ずしも良好な環境ではない。そのほか、球場周辺に駐車スペースが多く自家用車の利用は便利だが、鉄道駅から遠い上にバスの本数も少ない。周囲には待ち時間に利用できる店もないので、公共交通機関の利用を考えると不便な点がある。2007年から大阪市西区の大阪ドーム(京セラドーム大阪)を一軍の本拠地として本格的に使用しているNPBのオリックス・バファローズでは、ファームチーム(二軍)の本拠地を神戸市内に置きながら、ウエスタン・リーグ主催公式戦の一部を当スタジアムで実施。その一方で、神戸市内にある球団施設の老朽化などを受けて、2010年代の前半からドームに近い当スタジアムへの本拠地移転を検討してきた。2015年12月7日には、ドームを運営する球団関連会社の大阪シティドームが、当スタジアムおよび近隣にある大阪市所有の未利用地(舞洲野球場北西用地)の運営委託に関する一般競争入札に応募。その結果、2016年4月1日から50年間にわたってスタジアムおよび未利用地の運営を委託されることが決まったため、オリックス球団は本拠地の移転計画を正式に発表した。同年度に球団の練習施設を北西用地へ建設したうえで、2017年シーズンから、ウエスタン・リーグ主催公式戦の大半を当スタジアムで実施する予定。
出典:wikipedia
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