千葉ポートタワー(ちばポートタワー)は、千葉県千葉市中央区に建つポートタワーである。1983年(昭和58年)9月に千葉県の人口が500万人を突破したことを記念して建設され、千葉県民の日である1986年(昭和61年)6月15日に開館した。同じく県人口500万人突破を記念して整備された千葉ポートパークの一角にある。一辺の長さ15.12mの菱形の断面形状をもち、展望フロア(2 - 4階)を除くタワー全面を合計5,571枚の熱線反射ガラスで覆ったハーフミラーのタワーである。建物は地上4階、塔屋2階建てで、高さ125.15m。最上階にはタワー全体の揺れをうち消す総重量15トンの「ダイナミックダンパー(動吸振器)」が設置されている。ダイナミックダンパーの採用・設置は、千葉ポートタワーのものが日本で最初であった。しかし、開業翌年の1987年(昭和62年)2月25日に強風で半日閉館となり、1989年(平成元年)7月12日には壁面ガラスの清掃作業中に突風にあおられてゴンドラが停止して高さ約70mで約2時間宙づりになる事故が発生、1993年(平成4年)2月6日に春一番の強風で途中で閉館、2004年(平成16年)には「ダイナミックダンパー(動吸振器)」が破損して休館となり、2005年(平成17年)1月下旬まで復旧工事が行われるなど海岸沿いの強風に悩まされ続けている。2008年(平成20年)4月26日に改装して1階のポートショップなどを開設し、新装開業した。2011年(平成23年)4月に恋人の聖地に認定され、展望フロア改装した。同年には日本夜景遺産に認定され、認定記念として当館からの眺望を収録したDVDを製作した。建物の構成は低層棟(1階)と塔(2 - 4階)からなり、来場者は最初にエレベーターで4階まで上った後、順に降りてくる構成となっている。1988年~2014年まで開催されていた国際千葉駅伝では、当タワーも経由地となっており、タワー前のロータリーが最初の折り返し地点となっていた。毎年8月第一土曜日に当タワー周辺の千葉ポートパークを会場としてが、2010年(平成22年)までは開催されていた。2011年(平成23年)は大会そのものが中止、2012年(平成24年)からは幕張ビーチ花火フェスタと大会名を変え、会場を幕張海浜公園に移転することになった。2009年(平成21年)4月に包括外部監査で「指定管理者の選定に外部有識者を入れる」ことを求められ、それを受けて2011年(平成23年)1月に行われた指定管理者の公募で従来担当していた「社団法人千葉市観光協会」が選定されなかったことから交代することになった。
出典:wikipedia
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