ナリヤン・マル（）はロシア連邦の都市。ネネツ自治管区の行政の中心。ペチョラ川の下流に位置し、バレンツ海岸から110km。町の名前は、ネネツ語で「赤い町」の意味。人口は18,400人（2001年）。1929年に建設され、1935年3月10日から都市として登録されている。河港を持ち、木材加工のほか、水産物や乳製品の加工工場がある。学校が6つ、寄宿制学校、ネネツ獣医専門学校、アルハンゲリスク工科大学と教育大学の分校などがある。モスクワから2230km、アルハンゲリスクから1097kmの位置にあり、もっとも近い鉄道駅は780km離れたペチョラである。モスクワ、アルハンゲリスク、サンクトペテルブルクとのあいだを毎日飛行機が往復している。

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