ニューカレドニアクイナ(学名："Gallirallus lafresnayanus") は、ツル目クイナ科に分類される鳥類の一種である。本種をクイナ属（"Rallus"）に分類する説もある。その場合学名は、"Rallus lafresnayanus"となる。ニューカレドニア島固有種。体長約44cm。頭頂部は暗い灰色、顔と頸は褐色で淡褐色の眉斑があり、頬と喉は淡い灰色である。体の上面は灰色がかった褐色で、体の下面は暗い灰色でやや褐色をおびている。嘴は黄色がかった褐色である。森林に生息する。飛翔力はない。夜行性だったと言われている。ミミズなどの無脊椎動物や昆虫類を捕食する。開発による生息環境の破壊や人間が持ち込んだネコやネズミ、ブタによる食害により生息数が激減した。野生で最後に観察されたのは1890年で既に絶滅した可能性もあるが、1960年代と80年代に不確実な生存の報告がある。

出典:wikipedia