『その街のこども』(そのまちのこども)は、2010年1月17日の23時00分 - 24時13分にNHK総合テレビで放映されたテレビドラマである。阪神・淡路大震災15年特集ドラマとして放送された。NHK大阪放送局が制作した。阪神・淡路大震災から15年が経過した神戸の街で、ふとしたきっかけで出逢った男女が、お互い持っていた「あの時の記憶」をさらけだす。兵庫県神戸市灘区出身の森山未來と、中学1年生の時に神戸市東灘区で被災した佐藤江梨子が、実年齢で出演した。ラストシーンは放送当日の早朝に撮影され、東遊園地で行われた追悼のつどいの様子が織り込まれた。同年1月30日にはBS2の「あなたのアンコール サタデー」(13時30分 - 14時48分)で再放送された。また、総合テレビでも同年5月5日の16時45分 - 17時58分と、放送から5年後(震災発生から20年後)となる2015年1月12日0時05分 - 1時20分(同年1月11日24時05分 - 25時20分)にも再放送された。放送後に大きな反響を得たことから、ドラマでカットされた映像を追加するなど再編集を施した劇場版が制作され、同年11月20日にシネリーブル神戸とシネリーブル梅田で、12月4日に京都シネマで先行ロードショー上映された。2011年1月15日から順次全国各地で公開された。トランスフォーマーが配給した。公開1月15日付のぴあ初日満足度ランキング(ぴあ映画生活調べ)で1位の評価を獲得した。NHK制作のテレビドラマとしては異例の全国劇場公開となった。NHKは「放送後、上映会をしてほしいなど地元から熱い要望があった。未放送部分を加えることで、伝えきれなかった部分も見せたい」とコメントした。配給収入の一部は、2011年3月中旬まで集まった分については、災害救護活動の支援を目的に日本赤十字社へ寄付された。同年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震以降は、寄付先を日本赤十字社の東日本大震災義援金に切り替えることとなり(パンフレット販売収入の一部も対象)、引き続き、配給収入の一部を災害復興の支援に役立てる。同年6月3日にはDVDが発売され、この売上の一部も寄付にあてられた。キャッチコピーは「それでも、行かなだめなんです。」。ほか多くの神戸市民が出演した。
出典:wikipedia
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