小松市立空とこども絵本館(こまつしりつそらとこどもえほんかん)は、石川県小松市にある絵本・児童書を専門に扱う公共図書館。石川県では初めての絵本を専門に扱う図書館である。愛称はぶっくりん。2006年7月15日に開館した図書館で、旧小松警察署(石川県警察部→小松市警察→石川県警察)の庁舎を活用した絵本館と、旧石川商銀信用組合(現在の横浜中央信用組合の前身)小松支店や旧加能合同銀行(現在の北國銀行の前身)小松支店であった建物の外観・構造を活用した絵本館ホール(十九番館)からなる。絵本館および絵本館ホール共に昭和戦前期の建築物であり、登録有形文化財に登録されている。小松市立空とこども絵本館では、乳幼児の親子連れでも気軽に利用できるように、流し台や飲食可能なラウンジが備えられている。また、畳部屋や暖炉付きの洋室を設けており、絵本の読み聞かせがしやすいような環境作りがされている。図書館裏側の広場には、宮本三郎の壁画「農耕」のレプリカが設けられている。旧小松警察署の外観、内装の一部を活用しており、旧庁舎の丸型の飾り窓が特徴となっている。小松警察署移転後は小松市教育委員会の庁舎として活用された。図書館に隣接する施設で、交差点角に円筒形の塔に特徴がある建築物で、十九番館という愛称が付けられている。また、銀行の施設であったため、内部は螺旋階段を設けた吹き抜け構造となっている。ホールには、スタインウェイ製のピアノおよび80席の座席が設置される反面、内部の改修は最小限に留めている。
出典:wikipedia
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