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リック・オバリー

リック・オバリー(Richard (Ric) O'Barry、1939年10月14日 -)は、イルカの元調教師、保護活動家、海洋哺乳動物の専門家である。現在は、フロリダ州マイアミ在住であり、過去38年間に渡ってイルカ解放運動に係わっている。1960年代のテレビシリーズ、『"Flipper" (邦題: わんぱくフリッパー)』に出演した5匹のイルカを調教していたが、そのうちの1頭であるキャシーが死んでしまったことから、イルカを捕獲・飼育する産業への反対者になった。その後、シーシェパードの顧問会議に名をつらねていたものの、現在はその名前を除去し、イルカ漁を批判的に描いたドキュメンタリー映画『ザ・コーヴ』に本人役で主演した(映画についてはザ・コーヴを参照)。また、自然保護団体「アース・アイランド・インスティチュート」における「海洋哺乳動物の専門家」でもあり、「日本のイルカを救おう」のディレクターも勤めている。『わんぱくフリッパー』はフリッパーというイルカと少年の友情と冒険を描いたTVドラマで、イルカの賢さ、可愛さ、忠実さはこの番組から世界に知られるようになった。米国海軍を除隊したオバリーは1960年代、フロリダ州マイアミの水族館(Miami Seaquerium)において、イルカの訓練を始めた。この水族館での勤務中にオバリーは、テレビ番組 "Flipper" への協力者として雇われた。オバリーは「自分は若かったし、その仕事は金銭的にも魅力的だった。お陰でポルシェを乗り回せた。まさに黄金の日々だった。」と語るように、テレビ番組への協力によって得られる巨額の報酬のため、イルカの調教ビジネスに係わり続けていた。しかし、"Flipper" に出演していたフリッパー役の5頭のハンドウイルカのうちの一頭のキャシーが疲労と撮影用ライトの熱による皮膚の炎症(イルカは皮膚の乾燥で火傷に近い状態になる)及び疲労によるストレスが原因で死亡すると、「『フリッパー』が原因で世界中でイルカ・ショーが始まり、イルカが捕獲されるようになったのだ」とオバリーは自分を責め、その日から自らの贖罪のため、イルカを救うことに人生を捧げるようになった。「自分で呼吸を止めたんだ。自殺だと思う」と、オバリーは「イルカは調教の結果ではなく、自ら命を絶った」と主張し続けている。オバリーは、ルイ・シホヨスが監督を務めた長編ドキュメンタリー映画『ザ・コーヴ』に自身の役で主演した。オバリーとシホヨスは、オバリーが講演をする予定であったある海洋会議において知り合った。しかしその会議でスポンサーであった海洋哺乳動物の水族館「シーワールド」(オーストラリア・ゴールドコースト)は直前になってオバリーの講演をキャンセルしたので、シホヨスはこれを不思議に思った。その事について彼に尋ねた所、オバリーはシホヨスに、自分が海洋哺乳類を逃がす活動を行っているためであると説明し、またオバリーは日本の太地町において、毎年9月から3月にかけて、伝統的にイルカの「追い込み漁」が行われていることをシホヨスに伝えた。現地を訪れた二人は、「追い込み漁」が行われている入り江(コーヴ, Cove)が日本政府によって国立公園に指定され、立ち入りが禁止されていることを知った。この映画を撮影するにあたって、彼等と厳選された撮影隊はイルカ漁をカメラにおさめる方法を練った。この映画ではイルカ漁が20億ドル(約2,000億円)産業であり、日本政府が腐敗していてかつイルカ食は水銀中毒による人体への健康被害の危険があるといった事が伝えられている。尚、この映画が事実と異なる演出が多い事は知られているが、オバリーが映画内でイルカを捕らえた網を切るシーンも、ハイチで違法に捕られたイルカの網を切るシーンを編集してあるとオバリー自身がコメントしている。映画において、オバリーは「実際のところ、イルカ肉は毒だ。イルカ肉に含まれる水銀の量は、水俣病を引き起こした魚に含まれていた水銀の量を上回る。日本の新聞やテレビの報道がこれまで成し得なかったことを、このドキュメンタリー映画が成し得ることを望む」と語った。オバリーは、八木景子が監督を務めたクジラを巡る世界的論争を描く、日本人監督初の本格長編ドキュメンタリー映画『ビハインド・ザ・コーヴ 〜捕鯨問題の謎に迫る〜』でインタビューを受け、外圧をかけるために太地町に来ていると明言した。過去にイルカ漁を取材した作家の川端裕人は「日本のイルカを救おう」におけるオバリーの主張に関して、イルカ漁には過去の負の遺産があり、それが改善されない限り、伝統だからの一点張りではいけないとし、イルカショー飼育個体の死亡率の高さや、イルカ肉の水銀値の高さから、その主張にある程度の妥当性を認めてはいるものの、映画『ザ・コーヴ』及びオバリー自身のイルカ漁を悪そのものとして描く事に対する不寛容さを批判している。

出典:wikipedia

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