宋州（そうしゅう）は、中国にかつて存在した州。596年（開皇16年）、隋朝は亳州、汴州、徐州の一部に新に宋州を設置した。606年（大業2年）、杞州が廃止となりその管轄県が宋州に移管された。607年（大業3年）、郡制施行に伴い宋州は梁郡と改称され下部に13県を管轄した。隋朝の行政区分に関しては下図を参照。唐朝が成立すると、621年（武徳4年）に梁郡は宋州と改称し、虞県は東虞州に移管、翌年東虞州が廃止され再び宋州管轄となった。742年（天宝3年）、宋州は睢陽郡に、758年（乾元元年）には再び宋州と改称されている。909年（開平3年）、後梁は宋州を宣武軍と改称、後唐が成立すると923年 （同光元年）に帰徳軍、後周が成立すると宣武軍と改称されている。

出典:wikipedia