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ダイハツ・フェロー

フェロー (Fellow) は、かつてダイハツ工業が製造、および販売していた軽自動車である。1966年(昭和41年)11月に発売された初代モデルは、既に貨物用の軽商用車では十分な実績を持っていたダイハツの軽乗用車市場参入第1作であった。グレードはスーパーデラックスとデラックス。スペース効率の不利を押して縦置きエンジン配置とした手堅いFR方式で、既に実績のある軽トラックのハイゼット用ZL型2ストローク空冷2気筒ガソリンエンジンを水冷化し、23 PSに強化したZM型エンジンを新開発して搭載した。サスペンションにはコイルスプリングによる4輪独立懸架を導入したが、前輪は一般的なウィッシュボーン式であったのに対し、後輪にダイアゴナル・スイングアクスルを採用したのが特異な点であった。日本車ではいすゞ・ベレット以外に先例がなく、以降の採用例もない。プリズムカットと呼ばれる箱形のボディー形状で、大人4人が無理なく乗れる軽自動車を目指すと共に、当時の軽自動車としては上質感を演出していた。トランクはヒンジを外部に付けることで開口部を大きくとり、荷物の出し入れが楽であった。フェロー は当時のダイハツの軽自動車販売シェアを伸ばしはしたが、同時期に出現した廉価で高出力なホンダ・N360に押され、スポーツモデルの投入などを図ったものの市場を制するには至らなかった。2ドアセダンだけでなく商用の3ドアバン、ピックアップトラックのボディバリエーションがあった。角型のヘッドランプは日本車で初採用されたものである。1967年(昭和42年)、スタンダード追加。1968年(昭和43年)、SS追加。1970年(昭和45年)4月1日には、北海道・東北等の降雪地帯を除いて100台限定で販売されたバギータイプの「フェローバギィ」も発表された。名前にこそフェローと付くが、商用軽自動車であるハイゼットピックアップをベースとして、ドアの無いバスタブ形のFRP製ボディーに、大型ロールバーとグリルガードを装備し、限定生産車にもかかわらず低価格で販売された。1970年(昭和45年)4月、2代目へのフルモデルチェンジ。型式は『L38』。ボディバリエーションは2ドアセダンと3ドアバンでスタートし、後にハードトップと4ドアセダンが追加された。ホンダ以外の各社が後輪駆動を通していた当時の軽乗用車では珍しく、ホンダに続いてスペース効率で有利な前輪駆動に移行した。サスペンションもこれに適した前輪ストラット式、後輪はリーフリジッドタイプのホンダ車よりも高度なセミトレーリングアーム式とし、四輪独立懸架は踏襲しつつ安定性を高めている。前モデルより軽量化され、更に当時のパワー競争の煽りで軽自動車最強の40馬力を発生させるまでに至ったが、オイルショックや排出ガス規制による幾度かのマイナーチェンジでエンジンの変更が行われ、パワーも低下、大衆車としての需要もリッターカーへ移行して行った時代でもあり、人気は徐々に下火となった。1970年(昭和45年)7月、ツインキャブを発売。グレードはSSとS。1970年(昭和45年)10月、ハイカスタム(シングルキャブ)を発売。1971年(昭和46年)3月、マイナーチェンジ。1971年(昭和46年)8月、ハードトップを発売。グレードはツインキャブのGXLとSL、シングルキャブのGLとTL。ツインキャブ車には前輪ディスクブレーキを標準装備。1972年(昭和47年)3月、マイナーチェンジ。インストルメントパネル、フロントグリル、フロントフード等を変更。ハードトップGHL(前輪ディスクブレーキ、レザートップ等を標準装備したシングルキャブの豪華仕様)を追加。1972年(昭和47年)10月、4ドアセダンを発売。グレードはデラックス、カスタム、ハイカスタムの3車種で、全てシングルキャブ。同時に全車排出ガス規制に対応し、ツインキャブは40 psから37 psに、シングルキャブは33 psから31 psに最高出力が低下。1973年5月、マイナーチェンジ。フロントグリル、フロントフード、フロントフェンダー、等を変更。2ドアセダンのリヤスタイルをカムテールから4ドアセダンと同じ形状に変更。ハードトップのリヤスタイルも大幅に変更。2ドアセダンハイカスタム、2ドアセダンパーソナル、ハードトップGXLを廃止。2ドアセダンスーパーデラックス、4ドアセダンSTD、ハードトップGSL、ハードトップLを発売。1973年10月、道路運送車両法(保安基準)改正に伴う安全対策を実施。1975年2月、マイナーチェンジ。ツインキャブモデルを廃止。ナンバープレート大型化に伴う前後バンパーの形状変更、インストルメントパネルを変更、シートバックを変更、等。1975年12月、マイナーチェンジ。ブレーキフルード残量警報装置を採用、等。1976年5月、マイナーチェンジ。ハードトップを廃止。ZM型360cc2ストローク2気筒エンジン車は昭和50年排出ガス暫定規制適合。AB型550cc4ストローク2気筒SOHCエンジンを搭載し、51年排ガス規制適合の550発売。550cc搭載モデルはバンパー延長のみで車幅は360ccサイズのままだった。ダイチャレではレストアされた車両がまれにL2クラスで参加がある。1977年7月、「マックスクオーレ」(Max Cuore)を発売。フェローマックスのビッグマイナーチェンジ版であり、車幅が広げられた。形式はセダンがC-L40、バンがH-L40Vである。ラインナップは2ドアセダン(STD/DX/カスタム)、4ドアセダン(DX/カスタム/ハイカスタム)、3ドアバン(STD/DX/スーパーDX)の3種。エンジンはAB型2気筒4サイクル。547cc、28馬力である。1979年3月 マイナーチェンジ。セダンは53年排出ガス規制適合でE-L40、バンは54年排出ガス規制適合でJ-L40Vとなる。最高出力は31馬力に向上。1980年7月 生産終了。10年販売された長寿モデルとなった。後継車はセダンが「クオーレ(2代目)」(Cuore)、バンが「ミラ」である。

出典:wikipedia

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