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岸田袈裟

岸田 袈裟(きしだ けさ、1943年4月5日 - 2010年2月23日、旧姓:菊池)は、日本の栄養学者。岩手県上郷村(現遠野市)出身。岸田袈裟は1991年にJICAのボランティアとして人口抑制教育のためにケニヤ西部、ヴィクトリア湖畔のエンザロ(Enzaro)村に赴く。1年半の調査の結果、人口抑制教育を村に浸透させるためには乳児死亡率の減少が先だと考えた岸田は1993年、自らが遠野市で生活していた頃の経験をもとに、エンザロ村の主婦たちに現地の材料で日本式の竈(かまど)を作って調理することを教えた。この竈は、現地で従来行われていた裸火での調理に比べて熱効率に優れることや、鍋をかける口を3つ備えているため複数の調理を同時に行えるほか、薪も従来の4分の1で済むなどの利点もある。これにより、水の煮沸消毒が従来よりも容易になり、いつでも衛生的な湯冷ましを飲めるようになった結果、現地の衛生状態が劇的に向上し、同時期に行われていた井戸掘り活動などの成果もあって、5歳未満の幼児の死亡率が7人に1人から135人(かまど導入後5年間にエンザロ村で出生した子どもの全数)に1人まで減少した。また、かまど導入前5年間の出生数は283人だったことから、当初の目的である人口抑制についても、一定の成果を収めたといえる。日本式の竈は従来のアフリカの竈と異なり、無理な姿勢でかがまなくても立ったままで調理ができることから、主婦達の腰痛が減って健康的になるという利点ももたらしている。ケニアにおけるエイズ流行問題にも深い関心を寄せていた岸田は、エンザロ村で裸足で生活する人が多かったため、生活改善活動の一環として現地の材料で作った日本のわら草履も普及させた。当初は助産師の足をHIV陽性の産婦の血液から守るために導入を進めていたが、現地の一少年が製法に興味を示したため、学校教育に取り入れることになり、裸足の危険性を考えさせる衛生教材や便所用の履物としても活用されている。岸田は以前から草履作りを知っていたわけではない。裸足では足の裏に傷ができてしまうため傷口から病気が感染する事を心配した岸田は、お金をかけずに現地の人でも作れる履物として遠野の草履を思いつき、1996年にアフリカから一時帰国した際に土淵町の伝承園に向かい、そこにいるお年寄りたちに草履作りを学んで帰りたいと作り方を教わった。短期間で覚えたという。なおケニアでは藁の代わりにバナナの木や皮、トウモロコシの皮、パピルスの茎を使う。村の人たちが伝統的に使用している植物を集めて分析し、薬効が確かめられた20種類程度を子供たちに育ててもらい、大きくなったら各家庭に持ち帰らせて救急箱に入れて おく。これにより病人が発生してから森に探しに行かなくて済む。また、乾燥させた薬草・薬木は利用するだけでなく販売する事で収入創出を図った。1985年に特定非営利活動法人(NPO)の少年ケニヤの友を設立、2003年から死亡時まで副理事長を務めた。

出典:wikipedia

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