深尾繁寛（ふかお しげひろ、宝暦9年（1759年） - 文化6年2月20日（1809年4月4日））は、江戸時代中期から後期の土佐藩の家老。7代佐川領主。幼名は金之助。通称は平右衛門。宝暦9年（1759年）、土佐藩家老の深尾茂澄の子として生まれる。寛政3年（1791年）、江戸家老となる。寛政11年（1799年）、父の隠居により家督を相続する。享和2年（1802年）、家塾の名教館を、儒学者山本日下の子・玉岡を学頭に、拡張して郷校とする。名教館からは牧野富太郎、田中光顕等を輩出する。文化6年（1809年）2月20日没。

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