『ホワイトカラー』(原題:"WHITE COLLAR")は2009年から2014年にかけて放送されたアメリカ(USAネットワーク)のテレビドラマ。日本ではDlifeとAXNミステリーで放送されている。地上波ではTBS(2011年12月6日 - 2012年2月14日)、ABC朝日放送、メ〜テレでシーズン1が、テレビ東京『ランチチャンネル』でも月 - 木曜枠(2014年10月2日 - 12月26日)でシーズン1〜3が放送され、2015年5月8日からシーズン4が放送される。当初の邦題は『WHITE COLLAR 天才詐欺師は捜査官』だったが、2011年秋のDVD-BOX発売に合わせ現在の邦題に変更された。また、「天才詐欺師は捜査官」に代わってFOXテレビが紹介する場合「“知的”犯罪ファイル」の副題が付く場合もある。収監中の天才詐欺師ニール・キャフリーは恋人のため脱獄を果たすが、間もなく知能犯専門チームのFBI捜査官ピーター・バークに捕まる。4年の刑期延長に対し、ニールはピーターに捜査に協力する代わりに自由にして欲しいと取引を持ちかける。ピーターは取引を承諾し、ニールは知的犯罪捜査のコンサルタントになる代わり制限付きの自由を与えられる。ニールはピーターと協力し、自身の経歴を生かした助言や、時に培ったテクニックを駆使してニューヨークに蔓延する知的犯罪を解決していく一方で、彼自身の問題を解決していく。ニールはFBIの捜査に協力しつつ、ピーターとの約束を無視してまで恋人ケイトの行方を捜し続ける。やがて彼女に繋がるオルゴールの存在を知り、ニールは昔馴染みの女泥棒アレックスにオルゴールについて尋ねる。FBIに協力していることから当初は断られるも、ニールは彼女の信頼を得てオルゴールがイタリア領事館にあることを聞き出す。1人で盗み出そうとするニールに対し、アレックスは自分も加わるという。アレックスの背後にはピーターと敵対するOPR(職務管理局)のファウラーがおり、彼もオルゴールを狙っていた。何とかオルゴールを手に入れたニールだったがその正体は掴めない。ニールはファウラーにオルゴールを引き渡し、その代わりに自分とケイトは表向きOPR勤務(メンター)に転属という形で、国外逃亡する取引をかわす。一方、ニールの行方を追っていたピーターはダイアナと共にファウラーを探り、彼からニールの居場所を聞き出す。ハドソン川の飛行機格納庫でニールと再会したピーターは彼を引きとめようとする。しかし、ケイトとの新しい生活を夢見るニールは、ピーターとの友情を認めつつ断る。だが、その瞬間、ニールが搭乗するはずだった飛行機は爆発炎上し、先に乗っていたケイトは死亡する。爆破事件に関与していると疑われたニールは再び収監される。事情を知るファウラーは失踪し、OPRもメンターの存在を否定する。ピーターもニールの監督不行で司法省から取り調べを受けるはめとなる。2ヵ月後、ピーターは再度ニールに取引を持ちかける。ケイトの死の真相を知りたいニールは条件を飲み、2人は再び知的犯罪を追う。密かにオルゴールを奪取していたピーターは、ダイアナと共にオルゴールの正体を探り始める。しかし、オルゴールの謎は解明できず、やがてニールにも所在がバレてしまう。ニールはアレックスの鍵を使ってオルゴールに隠されていた暗号と思われる図面を見つけ出す。ニールは暗号の謎を解くため、アレックスに接触を試みたりするが上手くいかない。一方、ピーターはファウラーを捕まえることに成功するが、ファウラーは謎の黒幕に脅されていただけであった。さらにモジーが暗号解読を依頼した日本人骨董商も殺害され、モジー自身もファウラーと黒幕の仲介人ラーセンに撃たれる。やがて暗号の正体はアンテナの設計図で、黒幕はかつてニールが標的にしたアドラーであることが判明する。アンテナは、沈没したナチスの潜水艦の救難信号を受信するためもので、ナチスが略奪した財宝が積まれていた。アドラーの狙いはこの財宝だった。アドラーは暗号製作者の孫であったアレックスを誘拐、さらにニールとピーターも拘禁する。そしてニールとピーターに引き上げた潜水艦に施された爆弾を解除するよう命令する。2人は爆弾を解除するがアドラーの目を盗んでモジーやサラに向けて救難信号を発信する。アドラーに処刑される直前、サラ達の救援でニール達は危機を脱する。FBIはアドラー及び、彼のアジトの捜索を始める。だが、ニールはピーターを出し抜き、一足早くアドラーを追い詰める。アドラーは飛行機爆破の真相を明かすが、その瞬間財宝がある倉庫が爆破される。逆上したアドラーはニールを殺そうとするが間一髪でピーターが現れアドラーを射殺する。ピーターはニールが倉庫を爆破したと疑うが、彼は否定し、疑われたことに激しい怒りを示す。ニールが家に帰るとある場所の地図と鍵が届けられていた。そこに赴くと爆破されたはずの財宝があった。倉庫の爆破現場でニールが描いていた絵に似た燃え残りを拾ったピーターはニールを執拗に疑い続ける。一方ニールは倉庫に隠された宝はモジーが盗み出したことを本人より告げられ、2人でFBIやニューヨークから逃げようと持ちかけられる。FBIはアドラーが狙っていたナチスの宝が記された積み荷目録の一部を手に入れ、ピーターはダイアナと2人極秘に調査を進め、目録の宝が裏世界の市場に出品されれば犯人を取り締まれると意気込む。徐々にニールの周りにも捜査の手がおよび始める。目録の存在を知り、市場に売りに出せなくなったニールはピーターが自宅の金庫に隠している目録のコピーを自宅に侵入して手に入れるが、本当にここから逃げていいのか悩み始め、モジーに目録を手に入れたことを伏せる。それを知らないモジーはニールの元相方のマシュー・ケラーによって友人を殺されたことに激怒し、目録に載っているドガの絵を市場で売買し、その売り上げでケラーの殺害を全国の殺し屋に依頼する。目録の存在を知っているニールはモジーの勝手な行為に激怒し、モジーは目録の存在を自分に隠していたニールに不快感を露にし、2人はすれ違い始める。ドガが売りに出されたことで、ニールへの疑いの目を強めたピーターはニールをドガを取り戻すための捜査に参加させながらも、重要事項をニールに伏せ始める。ドガの買い手を特定したニールとモジーはドガを奪還し、贋作とすりかえる計画を立て、何とか成功する。だが、その後ピーターの妻エリザベスがケラーに誘拐され、ピーターにニールが隠し持っているナチスの財宝を自分に渡すように要求される。ニールはエリザベスのためにピーターに真実を告げる。だが、ニールが倉庫を訪れたときには既にモジーが全ての財宝を運び終えた後だった。ニールはモジーと連絡をとり、モジーもお世話になっているエリザベスのためという理由もあり、ケラーに財宝を渡したふりをすることに協力する。邪魔者を殺すことも辞さないケラーに注意をしながらもモジーが運び出した財宝をトラックで運び出すことに成功したニールとケラーだが、ケラーはニールとFBIを完全には信用しておらず、ニールを襲う。だが、間一髪のところでピーターが助けに入り、ケラーはニールの放った拳銃の弾を足に受けそのまま逮捕される。その後、ニールはピーターに自首する意思を伝えようとしたが、ピーターがケラーの取調べの映像を流し、「俺が全部やった。ロシアにナチスの略奪財宝を返還するためにやった」というケラーのウソの供述をニールに聞かせる。さらにケラーの逮捕への貢献なども考慮され、FBI当局はニールの特別恩赦を受け、ついに足首のGPSを外し、自由の身を手に入れられる可能性も出てきた。しかし、ワシントンからやってきたピーターの先輩でもあるクレイマーはニールの恩赦を快く思っておらず、ニールの経歴などを細かく調査し始める。ニールはかつて自分が盗み、ケイトに暗号を散りばめた手紙からラファエロの絵を盗んだことがクレイマーにばれそうになっていることを知り、ラファエロの絵をサラに渡すため、暗号の指し示す人物エレン・パーカーの元へ向かう。エレンはかつて警官だったニールの父の元相棒であり、そして父の汚職を告発した人物だったが二人の間に敵意はなく、ニールはラファエロを受け取ってサラの元へと向かう。モジーやダイアナの手を借りてクレイマーの追っ手を振り切り、ラファエロをサラに渡してクレイマーに辛酸を舐めさせたニールだが、クレイマーはなんとしても減刑にさせないため、横断歩道のない道路を渡ったなどの軽犯罪を用いてニールを強引に逮捕しようとする。それをピーターの視線で読み取ったニールはその場を逃走、審問会で自由の身を手に入れる前にGPSのアンクレットを外し、モジーと逃走してしまう。逃亡後、ニールはモジーとともにカーボベルデで島を牛耳る大物ドブズに大金を渡して、身の安全を保障してもらい気ままに暮らしていた。一方ピーターはエレンと接触し、秘密の連絡手段を教えてもらい、逃亡犯となったニールを追うコリンズ捜査官についてニールに警告をする。コリンズはバーク家に押し入りニールを居場所を知ると飛行機で向かったため、ピーターも後を追い、ニールと再会する。そして、ドブズがFBI指名手配犯であったため、FBIにニールの減刑を持ちかける。結果的にはコリンズの手柄という形にはなったが、ニールには感謝状が贈られ仕事に復帰することとなる。帰国後、エレンはニールに警察学校の同期のサムに会うよう勧めるが、その後何者かに殺害されてしまう。サムとの接触になんとか成功したニールだが、そのサムこそが自身の実の父親であることを知る。そして、FBIとの協力の末、エレンを殺害した犯罪者フリンを逮捕したが、移送中に刺殺される。移送を指示したプラット議員はかつてサムと勤務したこともある人物であったため、ニールたちは彼を黒幕、および汚職警官であると確信する。その一方で、エレンの部屋から珍しい鍵の入ったロケットが発見される。ニールは鍵がNYの街並みの形で、これは地図だと気づき、その地図にはエンパイア・ステート・ビルが刻まれていないことに気付き、警備会社社G・ムーアの顧客がエンパイア・ステート・ビル50階にあると突き止め、そこにエレンの集めた証拠が隠されていると確信する。シーズン4終盤で、ピーターはプラット殺害犯として投獄されてしまう。ニールはピーターを脱獄させる策を企てるが、その矢先、かつてニールとピーターが逮捕した知的犯罪者ダッチマンが、手助けを申し出る。ニールはダッチマンの手を借りてピーター有罪の証拠を隠滅して釈放と復職に持っていくが、ダッチマンはニールの犯行現場を録画していた。ダッチマンはその録画を種に、ニールに巨万の富を得る鍵が隠されているという古書「モスコーニ・コデックス」の十三章のみを盗むよう強要する。ニールはピーターの目を盗んで脅迫に従うふりをしつつ「コデックス」の謎を解いてダッチマンを出し抜こうとするが、その矢先ダッチマンが、そしてピーターの後釜としてニールと組んだ捜査官シーゲルが、何者かによって殺害される。その捜査過程で、ニールが美術館で接触し、交際していたレベッカが正体を偽り、コデックスの暗号に隠されたホープ・ダイアモンドを探す元MI5であることが判明。モジーに毒を盛られ、ダイアを探し出すこととなったニールはついに、ダイアを発見。しかし、そのダイアモンドはレベッカにわたることはなく、レベッカの野望は終焉を迎える。事件後、ニールはピーターより釈放を認められたことを告げられ、回復したモジーに「もうカモを狩るようなマネはしない」と事実上の詐欺行為引退宣言を行なったが、その翌朝、「有能なため」FBIが釈放を取り消す決断をしたことを苦々しく伝える。FBIに対し怒りを隠せないニールはモジーに脱走計画を依頼するが、謎の男に拉致され、足首の追跡装置も切られてしまうニールを誘拐した男は、レベッカとパートナーのブースで、世界最大の窃盗団「ピンク・パンサーズ」の入団テストとして、ホープ・ダイアモンドを探していた。ニールは男をうまく誘導し、FBIに自分の痕跡を残すとともに、パンサーズの拠点ともいえるケスマンビルに盗みに入ることを計画する。一方、ニールが逃走したと踏んでいたピーターだが、モジーの話や行動から誘拐された線で捜査を進めていき、ニールの意図に気付く。ニールの考えるビルへの侵入経路をモジーに推理させ、ピーターは道具を用意する男に扮し、ニールと接触。狙いがパンサーズと知り、計画を見守ることにする。一度ビルに出入りしたことのあったブースはビルに侵入することが難しく、ニールが代わりにウッドフォードのオフィスに侵入し、痕跡を残すことに成功。ブースはFBIに確保されることとなった。そしてニールはパンサーズへの潜入捜査をピーターに提案。パンサーズをとらえた場合は今度こそ釈放を認めるように要求する。製作総指揮・脚本:ジェフ・イースティン 制作:20世紀フォックス
出典:wikipedia
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