


神龍橋(しんりゅうはし)は、広島県北東部の帝釈峡内神竜湖にかかる人道橋(歩道橋)。国の登録有形文化財、土木学会選奨土木遺産。帝釈川ダムのダム湖である神竜湖に掛かる、帝釈峡の探勝歩道の橋の一つ。広島県土木局ではなく、県の環境県民局環境部が維持管理している。遊覧船で下からも眺められる。元々は広島県道25号三原東城線に架けられた初代の紅葉橋だった。1924年(大正13年)帝釈川ダム完成に伴い、1930年(昭和5年)県道筋の道路橋として現紅葉橋の位置に架橋された。橋種はペンシルベニアトラスと呼ばれる珍しいトラス橋で、戦前の道路橋における単スパントラス橋としては日本最長だった。ただ当時の幅員は2.0m(中間拡幅部3.6m)しかなく、戦後の交通量では対応できなくなっていた。三原東城線整備に伴い1985年(昭和60年)現在の2代目紅葉橋が竣工されると、一旦その側道橋(歩道橋)として利用されていた。ただ歴史的な橋として保存活用が模索された中で、同年に神龍湖の周回に探勝歩道を整備する計画が上がり、初代紅葉橋を歩道橋として再整備し、橋名を現在の神龍橋に改めた。ちなみに県道から北へ約400mに位置する現在地まで、湖面上をユニフロート工法(組立式台船)で移動させる珍しい施工方法が用いられた。総事業費1億3,100万円。1992年(平成4年)に補修工事が行われている。2002年(平成14年)土木学会選奨土木遺産、2009年(平成21年)国の登録有形文化財に登録された。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。