『ウルフマン』（原題: "The Wolfman"）は、2010年のアメリカ映画。1941年の映画『狼男』のリメイク作品である。狼男を演じるのはベニチオ・デル・トロ。1891年のイギリス。ロンドンで舞台俳優として名声を得ていたローレンス・タルボットは、弟ベンの婚約者グエン・コンリフからの知らせでベンが行方不明であることを知り、久しぶりに故郷ブラック・ムーアに帰ってくるが、帰ってきたときには、弟のベンは無残な姿に殺されていた。その犯人の正体が"狼男"'であることを突き止めるが、逆に傷を負わされてしまい同族となってしまう。役名：俳優（ソフト版吹き替え）特殊メイクを担当したリック・ベイカーは、この作品で7度目のアカデミーメイクアップ賞（2010年度、第83回）を受賞した。彼の初めての同賞受賞は1981年の映画『狼男アメリカン』であるが、そこでも彼は狼男の特殊メイクを担当していた。VFXはムービング・ピクチャー・カンパニー、リズム&ヒューズ、ダブル・ネガティブ、Zoic Studiosなどが担当している。当初は2009年2月に全米公開される予定だったが、追加撮影などのために2010年2月12日に延期された。日本では2010年4月23日公開。今後に本作が新狼男としてリブートされる予定である。

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